家の光協会

HOME

雑誌・Webメディア

地上

2026年8月号

750円(税込み)

2026年7月1日発売

IENOHIKARI

特集

心揺さぶる 食と農へのいざない 

子どもの頃の食と農の体験は、心の中に「見えないタネ」をまくような取り組みといえます。すぐには結果が出ないかもしれませんし、将来も結果はわからないままなのかもしれません。しかも「こうすればうまくいく」という技術やマニュアルがあるわけではありません。でも、小さなタネが、やわらかな子どもの心の中に愛情といっしょにまかれれば、 きっと芽を吹き、実を結び、未来の地域をつくることでしょう。
紹介するのは、親子に実施する食農教育の取り組み、生産者も楽しめる「野菜の顔」づくり、自身のライフワークにつながった大人になっても忘れない「見えないタネ」の心躍るような楽しみ、お米屋さんが実践する消費者や子どもたちに関心をもってもらい、伝えるためのポイントまで盛りだくさん。
5月27日には、「食育基本法」が改正されました。
子どもの頃のやわらかな心を忘れずに、ぜひ大人も楽しんでください。
<内容>
○五感を刺激する食農体験
㈱農天気 代表取締役農夫 小野 淳さん
○作ったら「野菜の顔」 おもしろいです
絵本作家・イラストレーター 山本祐司さん
○幸せそうな放牧された牛
牧場写真家 平林美紀さん
○オオスカシバがわたしのタネ
岩手県立大学准教授 役重真喜子さん
〇「お米を食べて!」をどう伝えるか
小池精米店三代目店主 小池理雄さん

現場発!盟You伝

「農村の結」はここにあり
盟友集まるジビエバーガー

山口県  JA山口県下関青壮年部
イノシシ肉を「山くじら」と呼び、山の恵みを余さず利用していた文化をふたたび根づかせようと、バーガー開発に邁進し、イベント出店時の目玉商品として定着させた。その後、青壮年部活動の枠を超えて地元飲食店での常時提供にもつなげている。こうした活動の背景にあるのは、思いを共にする人が、共通の課題の解決に向けて協働する「農村の結」の精神だ。時代に合わせてその形をアップデートしようと情熱を注ぐ歴代部長3人に活動にたいする思いを聞いた。

前途農農――未来を支える農業者

師匠の言葉を忘れず
高知県四万十市(JA高知県管内) 山﨑智也さん

ショウガの産地・高知県で、新生姜の生産量日本一をめざす山﨑智也さん。都内のミシュラン星付き店にも出荷される栽培技術は高く評価されているが、その根底にあるのは、亡き師匠への敬慕と、目標に向かって努力と挑戦を積み重ね続ける覚悟だ。