第1特集
冬こそ勝負!
春に差がつく畑仕事
「冬の畑は、お休み」と決めつけていませんか? じつは、冬は春からの野菜づくりを左右する勝負の季節なのです。春から秋の菜園シーズンには手が回らなかった土づくりや、自家製の肥料や道具づくりにじっくり取り組めるのも冬ならでは。しっかり土を整えておけば、春以降の野菜の生育や収量にも差がつきます。さらに、不織布やトンネルを使った保温栽培で、寒さを生かして甘いホウレンソウやコマツナを育てたり、タマネギやイチゴなどの越冬野菜に適切な追肥を施したりと、冬ならではの栽培テクニックも見逃せません。そんな「冬にやるべき、やる価値のある畑仕事」を解説します。
【主な内容】
〇11月 トンネル保温で寒締め野菜を作る
〇12月 じっくり熟成 袋ボカシ肥を仕込む/適期の追肥で、冬越し野菜の生育を促す
〇1月 “表層寒起こし”で土をリセットする
〇2月 堆肥と石灰を混ぜ込んで土質を改良する/春先に向けて畝立て具を準備する
監修/やながわ・たけお
1951年生まれ。神奈川県の農業高校教諭を定年退職後、農家として独立。足柄上郡大井町で農園を営む。80aの畑で年間約30品目の野菜を栽培し、地元の学校給食や市場に出荷している。東京農業大学グリーンアカデミーや、子ども向けの自然塾などでの野菜づくり指導経験も豊富。