家の光協会

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地上

2025年8月号

618円(税込み)

2025年7月1日発売

IENOHIKARI

特集

“地域”を創る人々

「地域おこし協力隊、ふるさと納税など、これまでにはさまざまな政策がとられ、昨年発足した石破茂内閣は「地方創生2.0」を政策の核と位置付け、強力に推し進めています。一方で、高齢化や担い手不足、人口減少など、実生活においては先行きの見えない社会を不安視する声も聞こえてきます。全国の取り組み事例や、識者や実践者の声を聞き、“地域”のこれからを考えてみませんか。
○COMMENT
農村問題とはいったいなんなのか?
明治大学農学部食料環境政策学科教授 小田切徳美さん
○reportage1
担い手不足のなかで地域農業が成り立つかたち
山形県大江町 OSINの会会長 渡辺誠一さん
○reportage2
過疎先進地の生き残り戦略
山梨県小菅村村長 舩木直美さん
○interview
顔ぶれが決まった地域の話し合いに、一石を投じる「ふるさとの看取り方」
NPO法人ムラツムギ代表理事 田中佑典さん
○SUGGESTION
降って湧いた廃止の知らせ
集落機能強化加算なきあと、農村をどう維持するか
農業ジャーナリスト 榊田みどりさん
○teacher-student dialogue
ふるさとの未来を創る対話とは?
大東産地直売協同組合理事・事務局長 佐藤柊平さん
明治大学農学部食料環境政策学科教授 小田切徳美さん

現場発!盟You伝

「食べておいしい」を追求するために
メロンに特化した活動を充実させる

北海道JA夕張市青年部
生産者の減少が危惧されるなか、「夕張メロン」のブランドを守るため、JA夕張市青年部は、ポリシーブックを刷新。活動を見直すにあたり打ち立てた指針は、「食べておいしいメロンを作る」という原点そのものでした。
写真/久保ヒデキさん

前途農農――未来を支える農業者

“三つ星”をめざし続けて
福井県坂井市(JA福井県管内) 冨田美和さん

福井県に移住して2017年から農業の世界に飛び込み、翌年には規模拡大と社員雇用を見越して事業を法人化。現在、従業員11人を雇用し、地域貢献につながる持続可能な組織を追い求めて経営をしています。