家の光協会

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地上

2026年10月号

750円(税込み)

2026年9月1日発売

IENOHIKARI

特集

農作業安全対策 
考え方とリスク回避策

農作業事故が起こると「なんでもっと注意しなかったのだ」と言われがちです。また、事故を起こした本人も「もっと注意すればよかった」と思いがちです。しかし、安全対策の考え方は「人はミスを犯す」ことを大前提に「注意しなくても安全に作業ができる状況をつくる」こと。まず「環境・物の安全性に鋭い目を向けて、優先的に改善や改修を行うこと」そして「改善しても残るリスクは、生産者が手順を決めて回避すること」です。農作業安全対策は、長い目でみれば、経営に直結した取り組みです。安全対策の考え方とベテラン農家が取り組んできたリスク回避の実例を紹介します。

<内容>
○「人はミスを犯すこと」を前提に安全対策を
── 大浦栄次さん
○危険に気づけるのは自分だけ
── 北海道幕別町(JA幕別町管内) 箕浦邦雄さん

現場発!盟You伝

農作業安全は年々深化する!
連携から見えてきたこと

北海道 JA新はこだて青年部
全産業のなかでもっとも高い死亡リスクを含んでいる農業の安全はどう守っていけばいいのでしょうか。北海道では、農作業安全に取り組む2つのJA青年組織が協議会を設立し、情報共有を行うことで活動を深化させています。

前途農農――未来を支える農業者

タワマンいっぱいの消費者へ
東京都国分寺市(JA東京むさし管内) 小坂知儀さん

タワーマンションが農地を見下ろす。東京都庁がある新宿から電車で20分ほどにある国分寺市は人口約13万人、人口密度は1km2当たり1万1000人という過密都市。ここで300年続く農園を引き継ぐ小坂さんは、空を見上げ「これだけの消費者がいる」と話すが、その言葉に自信がにじむのは、つねに目の前の需要に向き合ってきたからだ。そしていま、新たなビジネスモデルに挑戦しようとしている。