特集

有事になったらみえてくる
ニッポンの社会と経済の問題

石川県能登半島地震では、断水が長期化し、孤立集落への対応の遅れなどが発生し、インフラ整備が進んでいなかったことが浮き彫りになりました。食料安全保障も、新型コロナやロシアのウクライナ侵攻などにより、食やエネルギーの安定供給ができなくなるかもしれないという経験をしたことで、課題が鮮明になりました。本来なら有事になる前に気づき、解決しておくべき社会や経済の問題について、それぞれの専門家の意見を集めます。

特別企画

「CSA」という潮流

コロナ禍に端を発した、安定的な食料供給への不安もあって、CSA（地域支援型農業）がふたたび注目され、現代の日本の生産者・消費者に適合したCSAが、全国で少しずつ増えているようです。そこで、今の時代の１つの選択肢としてのCSAについて、複数の事例を紹介し、その潮流を追います。