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タネの未来 僕が15歳でタネの会社を起業したわけ

タネの未来 僕が15歳でタネの会社を起業したわけ

小林 宙

タネの未来 僕が15歳でタネの会社を起業したわけ

【目次】
はじめに
●第1章 タネについて考えてみる
・もしもこの世界からタネがなくなったら
・食べもののタネは、ふつうのタネとは全然違う
・じつは僕はオリジナルのトマトを栽培している
・メンデルの法則が、F1品種というハイブリッド品種を生んだ
・僕は遺伝子組替え作物を倫理観では語らない
・GM作物が起こし得る混乱について想定しよう
・タネをとってはいけないという法律がある
・タネを作る人の権利とタネをとる人の権利
・パッケージ販売というGM作物の儲けの構造
・こうして地球からタネが減っていく

●第2章 伝統野菜を守るために
・世界にはまだまだ知らないタネがある
・伝統野菜のタネを未来に残したい!
・タネはいったいどうやって作られるか
・タネを巡る旅はやめられない
・僕の放浪癖の原点は夜逃げのような家族旅行
・多様性を守ることは僕たちの生存戦略だ
・タネがなくなれば、食文化もなくなる
・仕入れたタネをそのまま売るという信念
・苦いミズナが教えてくれた僕の本分

●第3章 事業を立ち上げる
・念願の開業届を提出するまでの日々
・屋号「鶴頸種苗流通プロモーション」の意味
・オリジナルのタネ袋に込めた思い
・タネは、あえて置いてなさそうな店で売る
・直接タネや野菜を売るときの僕の流儀
・鶴頸種苗流通プロモーションのこれから

●第4章 タネとの出会い
・2年目のアサガオがうまく育たなかった
・忘れていたドングリが、いつのまにか芽を出した
・花から野菜へ、そして裏庭から屋上へ
・昔の農業書は学びと笑いで満ちている
・屋上を飛び出し、ついに畑に進出
・世界が大きく広がった専門家との出会い
・農業界はたぶん、いいほうへ変わっていく

コラム① 僕の学校生活
コラム② 家族が語る僕のこと
付録 おすすめの伝統野菜
おわりに

寄稿 小林宙の宇宙 藤原辰史(京都大学人文科学研究所准教授)

出版社
家の光協会
定価
1600円(+税)
発行日
2019.09.17
ページ数
164ページ
ISBN
9784259547714

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TEL:03-3266-9029

小林 宙

◎小林 宙(こばやし・そら) 東京都大田区在住の高校生。祖父母、両親と妹2人の7人家族。全国各地をみずから旅し、種苗店を巡って集めた伝統野菜の種を販売する「鶴頸種苗流通プロモーション」を中学生のときに立ち上げる。現在、東京学芸大学附属高校の2年生。全国規模の「タネ交換会」のプラットフォームづくりに力を入れる。