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小さな店をつくりたい

小さな店をつくりたい

好きな仕事で生きる道

井川 直子

小さな店をつくりたい

 今、さまざまなスタイルの小さな店が増えています。昔は独立開業というと、一定年数の修業経験やそれなりの自己資金が必要で、立地がよく広さもある物件を探し、夜が遅く休みもなかなか取れない働き方が当たり前でした。ところが、リーマンショックやコロナ禍を経て、お店の在り方が変わってきたように思います。小規模な店でワンオペ、昼から営業(早い時間に店じまい)、地元密着型、地産地消、二足のわらじなど、以前のような経営スタイルではなく、店をしっかり回せるような仕組みを探り、新しい店づくりを実践している店主が注目されています。
そこで、小規模な店を上手に経営している方々に取材し、開店までの経緯や、お店に込めた思い、経営の工夫などを詳しくお聞きします。いずれお店をやってみたい人とってためになるのはもちろんですが、お店を開く予定がない人でも読んで楽しめる一冊です。

出版社
家の光協会
定価
1600円(+税)
発行日
2025.12.17
ページ数
192ページ
ISBN
9784259547905

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TEL:03-3266-9029

井川 直子

〇井川 直子(いかわ・なおこ)文筆業。1967年、秋田県生まれ。主に料理人、生産者などに取材し、食と酒にまつわる「ひと」と「時代」をテーマとしたノンフィクションを執筆。『dancyu』『おとなの週末』の連載をはじめ、雑誌やウェブ等に寄稿。著書に『ピッツァ職人』『シェフを「つづける」ということ』『昭和の店に惹かれる理由』(以上ミシマ社)、『東京で十年。』(プレジデント社)、『東京の美しい洋食屋』(エクスナレッジ)、『変わらない店』(河出書房新社)ほか。2022年、『シェフたちのコロナ禍』(文藝春秋)にて、第6回(2021年度)「食生活ジャーナリスト大賞 ジャーナリズム部門」を受賞。