やさい畑

11月3日発行
定価922円(税込み)

目次

その他の目次

種まき名人になろう「エンドウ」竹内孝功

女子栄養大学農園「ご当地菜の作り比べ・食べ比べ」新井眞一

めざせ大発見 畑の探求者「タマネギの赤黄ダブルどり」 和田義弥 

一坪ミニ菜園のすすめ「11・12月の巻」和田義弥

ぜったい成功! プランター栽培「冬まきで育てる みそ汁野菜」柳川武夫

土を究める「肥えている土、痩せている土」藤井一至

小さくはじめる有機菜園「部分耕起の土ケア術」関田和敏・未歩

すぐできる 簡単にまねできる「読者のグッドアイデア」

冬野菜のワザあり料理 青木幸子

畑の社会見学「〝近場の田舎〟でかなえる半農暮らし」埼玉県飯能市

ときめき品種を育てよう「フェアリーワンド、ホップ」伊藤総司

やさい畑読者プレゼント

やさい畑倶楽部vol.99

やさい畑

やさい畑 2020年冬号

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主な企画

〈特集〉 多品目栽培で連作障害を避ける 合わせ植えベストプラン

 ひとつの畝で2つ以上の野菜をつくる「合わせ植え」。
 弊誌の読者アンケートによれば5割のみなさんが経験済みで、おもに生育促進と病害虫防除をねらうコンパニオンプランツの考え方でした。
 しかし、その本領は、「空間」と「時間」のむだをなくして収量をアップできることにあります。そして、連作障害を恐れる必要もありません。
 これが、家庭菜園歴40年の福田俊さんが見いだした結論です。
 
 これまで福田さんが試してきた数百通りの組み合わせの中から、ベストプランをお教えします。

監修:福田 俊
菜園家、ブルーベリー研究家、東京農業大学グリーンアカデミー専科野菜コース講師。埼玉県にある広大な畑と、自宅の車庫上に設置した限られたスペースで、有機・無農薬の野菜づくりを実践。自身のHPでも、日々、成果を発信している。著者は『図解マンガ フクダ流家庭菜園術』(誠文堂新光社)など多数。

地域の達人たちに教わる ネギ栽培の極意

 鍋に、すき焼きに、ぬたに、薬味に。
 ネギは昔から日本人の暮らしに欠かせない野菜でした。
 これから旬を迎えるネギですが、ひとことでネギと言っても、長ネギや葉ネギなど、その姿は多種多様。栽培のコツも異なります。 
 そこで今回は、各地域の達人に栽培の極意を教えてもらいました。
 たいせつなのは、それぞれのネギの特徴を知り、特性に合った育て方をすることです。

【生態】
監修:川城英夫
千葉県農業試験場、千葉県農林総合研究センター育種研究所所長などを経て、現在、JA全農主席技術主管。『新編 野菜園芸ハンドブック』(養賢堂)では「ネギ」の項目を執筆。監修書に『いまさら聞けない野菜づくりQ&A300』(家の光協会)など多数。

【長ネギの極意】
指導・監修:西田宏太郎
 熊谷農業高校卒業後、900年以上続く実家の農家を継ぐ。父親の正一郎氏とともに親子二代の育種家として活躍。現在もネギ栽培を続けるかたわら、深谷市アグリカレッジで講師を務める。

【曲がりネギの極意】
指導・監修:麦島弘文
 江戸時代から続くの実家の農家を継ぎ、新里ネギと宮ゆず栽培に従事。新里ねぎ生産組合長を務める。新里ねぎを使ったドレッシングやソースなどの開発、販売にも携わり、六次産業化に取り組んでいる。

【葉ネギの極意】
指導・監修:福嶋充子
 学習塾講師を務めるかたわら、家庭菜園での野菜づくりにいそしむ。「家庭菜園は手間とお金ばかりかかり、スーパーで野菜を買ったほうが安いなんて言われますが、工夫しだいで、とてもお得に楽しめる。九条ネギのエンドレス栽培はその真骨頂です」と力説する。




〈連載〉作付け王の省エネ菜園塾

 寒さに耐えながら甘さを蓄える秋冬野菜の、健気な姿に頬が緩む季節。
 11月から12月上旬にかけてタマネギの苗を植えつけると、いよいよ今年の作付けはおしまい。
 佐藤さんは道具の手入れに、畑の整頓にと、大粒の汗を流す。
「アスパラガスは難解。10年以上にわたる栽培には、じゅうぶんな備えが必要です」と佐藤さん。
 大苗が出回る今が、はじめどきだ。

栽培指導:佐藤 弘
1954生まれ。大手電機企業にて基本ソフトウェアなどの開発に従事。在職中から市民農園で野菜づくりを楽しみ、現在は埼玉県日高市で500㎡の畑で野菜と果樹を栽培している。

今回紹介する野菜
タマネギ/アスパラガス/作付け王の冬道楽

〈イガさんの菜園実験室〉肥料で味と収量はどう変わる? 

 店頭に並ぶたくさんの種類の肥料を前に
「効果に違いはあるの?」
「いったいどれを使えばいいの?」
と悩んでいる人は多いでしょう。
 そこで今回は、家庭菜園でもよく使われる発酵鶏ふん、魚粉、米ぬか、油粕、普通化成という5種類の肥料を使い、ダイコン、コマツナ、キャベツを栽培して比べてみることにしました。 
 果たして、結果はいかに?

栽培指導:五十嵐 透
東京都練馬区の農業体験農園「イガさんの畑」園主。練馬区農業体験農園園主会会長。江戸時代から続く農家に生まれ、平成11年に農業体験農園を開設。現在は約100名の利用者に、年間約20種類の野菜の栽培法をわかりやすく指導している。

〈木嶋流野菜づくり道場〉ニンジンの冬まき

 ニンジンは、栽培期間が長いうえにとう立ちしやすい性質があるため、一般的な種まき適期は春と夏。
 それ以外の時季にまいても、うまくできないのが「常識」です。
 ところが、木嶋博士直伝の方法を用いれば、冬に種まきができ、しかも端境期となる4~5月に収穫できるというのです。
 寒さで育たないのでは? と半信半疑のまま、11月上旬に種をまいてみました。

指導:木嶋利男
栃木県農業試験場生物工学部長などを経て、自然農法や伝承農法の研究に携わる。科学技術庁長官賞、全国農業試験場会長賞受賞。『増補改訂版 伝承農法を活かす 家庭菜園の裏ワザ』(家の光協会)など著書多数。国内外で営農指導をするかたわら、若手農業者の育成にも尽力。

栽培・文:神田賢志
木嶋流野菜づくりを学ぶ農業青年。農業系出版社に勤務後、海外などでの農業研修を経て、2020年にから東京都八王子市で新規就農し、現在はキテレツファーム代表を務める。「人と自然にやさしく」をモットーに、圃場の7割で有機JAS認証を取得。木嶋博士に弟子入りしさまざまな指導を受けながら、日々、有機農業を実践している。

〈スマイル農園のなるほど栽培〉 タマネギの早春植え

 ベテラン農家の豊泉 裕さんが、野菜づくりの疑問に切り込みます。
 タマネギは11月に植えて、畑で冬を越すものと相場が決まっています。場所やタイミングの問題で、手を出せなかった人もいるのではないでしょうか。
 ところが、年が明けた早春に苗を植えても、大玉に育て上げることができるのです。ポイントは、寒い時期に植えつける苗を、うまく根づかせること。
「保温」と「リン酸液肥」の2つで、植え遅れを挽回します。

栽培指導:豊泉 裕
東京都立川市の農業体験農園「スマイル農園」園主。江戸時代から続く農家の10代目で、就農して25年目。2009年に農業体験農園を開設。105区画の利用者に、年間約50種類の野菜の栽培法を指導する。

荒れ地を畑に変えてみた 冬の雑草で土づくり

 雑草との絶え間ない闘いは、家庭菜園愛好家共通の悩みだろう。
 きれいな畑もひとたび手を緩めれば草だらけとなる。
 2年も作物を作らないと畑は原野化してしまう。雑草が生い茂った土地は見苦しいばかりか、死角を生みやすいため不法投棄を誘発したり、獣が棲みつくこともある。
 そんな荒れ地をふたたび畑に変えようと思ったら、雑草の活動が止まっている今がチャンスだ。
 冬枯れの状態で乾いているので、刈り払いも運び出しも簡単。
 集めた雑草は掘り起こした土に埋めれば春の作付けまでには分解し、良質な堆肥に生まれ変わる。
 この一連のプロセスを2019年12月から2020年7月にかけて、やさい畑編集部が実践してみた。

資材を買うならネット通販が便利です 菜園用品取り寄せガイド

 畑や作物に“よい”とされる資材でも、どこで手に入れたらよいかわからないということはありませんか?
 もしかしたら、お住まいの近くでは、あまり出回っていない商品かもしれません。
 コロナ禍で外出がままならない今、インターネットの通信販売で取り寄せれば、豊富な品揃えの中から選べて、重たい資材も自宅まで運んでもらえて楽ちんです。
 数ある通販サイトの中から、品ぞろえをチェックし、実際に注文して見つけたおすすめのサイトをご紹介します。

〈新連載〉すばらしい! 日本の品種  「固定品種=善、F1品種=悪」ではない

 品種選びに思い迷うのは、家庭菜園愛好家のぜいたくな悩み。日本にある品種が豊かであることを物語ります。
 豊かさゆえ、「F1ってなに?」「なんでこんな形なの?」と、種袋からは読み取れないことも多いでしょう。
 長年、第一線で活躍してきた育種家が、日本の品種にスポットを当てて、その奥深さに迫ります。

文:竹下大学
技術士(農業部門)。千葉大学園芸学部卒業後、キリンビールに入社。花部門の育種プログラムを立ち上げ、ペチュニアなどの品種改良に取り組む。2004年には、All-America Selections(花や野菜の優良品種を選定・普及する、アメリカで創設された非営利機関)主催「ブリーダーズカップ」の初代受賞者に。著書に『日本の品種はすごい うまい植物をめぐる物語』(中央公論新社)などがある。

〈別冊付録〉2021年野菜づくりカレンダー

 その時期に育てることのできる野菜と、するべき作業が一目瞭然で、作付けプランが簡単に立てられると毎年好評をいただいています。

 通常の月めくりカレンダーのように壁に掛けて使え、作業予定や日々の記録、気温を書き込めます。巻末には、種まき・植えつけの一覧表もついています。

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別冊

バックナンバー

やさい畑 2020年秋号

〈特集〉 病害虫に強くなる育て方 秋冬野菜の抵抗力アップ大作戦

やさい畑 2020年夏号

〈特集〉発芽と生育がグンとよくなる 種まきの極意

やさい畑 2020年初夏号

〈特集〉—葉を見れば80%わかる— 究極の生育診断術