地上

4月1日発行
定価618円(税込み)

目次

特集

40 地域の安心を確保する 「地消地産」のススメ
[ 解 説 ]
それは生産者と消費者が対話へと至る道にある 小山良太さん(福島大学教授)
[ 事例 ① ]
“当たり前”を更新していけ 福岡県 JAくるめ青年部
[ 事例 ② ]
人々の思いが、共鳴し合う場をつくる 岡山県瀬戸内市 備前福岡の市
[ 事例 ③ ]
農と食を地域に取り戻す 一般社団法人 スマート・テロワール協会
[ 提 言 ] 地域には自給する権利がある 谷口吉光さん(秋田県立大学教授)

54 もはや、性善説は通用しない
農畜産物の盗難対策
[調査結果を検証] 被害の全貌は把握できない
[解決策を考える] 盗難被害を受けないためにやるべき対策
[ 事例 ① ]
地域全体で監視するドライブレコーダーという選択 長野県 JAあづみ青壮年部小倉支部
[ 事例 ② ]
泥棒に、この園地で盗もうと思わせない 山梨県 JA南アルプス市

28 ◎ カラーワイド
店内で野菜を栽培? 持続可能な農業の新風

36 第67回 JA全国青年大会ハイライト

カラーグラフ

03 高橋由伸のおまえ、プロだろ!
04 GOOD EARTH STORY
① アグリ魅力化志援プロジェクト
② コロナ禍にある生産者を応援 東北六花
06 農,s days 降っても、晴れても
「この土地に根を張って生きよう」
岐阜県岐阜市 國井麻衣さん
10 第六七回JA全国青年大会
オンラインで〝きずな〟を確認
11 加工品見聞録
12 小さな村の地域おこし アルベルゴ・ディフーゾ②
女たちの力
16 〝向こう側〟にいる人たちへの、想像力を
〈インタビュー〉 チョーヒカルさん

JA YOUTH

19 現場発! 盟You伝
「継承したい気持ちがきずなを強める」
石川県 JA松任林中地区青年部
22 DREAM MAKER
明日をつくる農業者
「〝農業〟という生き方」
新潟県 JA越後中央青壮年連盟 阿部雄平さん
26 JA YOUTH CLUB
90 今日から使える婚活テク!
96 JA青年組織 学習活動の小部屋

WEBとの連動ページ

30 スマホでバッチリ!
映える! 盛れる! フォトレッスン
80 月イチ! 『地上』ウェビナー
農業経営プチ改善 佐川友彦
82 月イチ! 『地上』ウェビナー
小林国之の協同組合LABO
84 GOOD EARTH COLLEGE

農業マーケティング

67 食品売り場探訪記 黒井尚志
68 青山浩子の農家のひきだし
69 米消費拡大研究所 小池理雄
70 品目動向・トレンド
74 流通ウオッチャーの目 代田 実
75 農業技術最前線
「先端技術を体感できる場を構築」

農政

62 農政コンパス
「二〇二〇年農林業センサスを読む」
64 農政ダイジェスト

エッセイ情報アラカルト

32 農作業アイデア一本勝負
33 プロレスラー・YAMATOビーフの魂
76 雑草が教えてくれること 稲垣栄洋
78 農業労務管理まんが相談室
79 愛され農家の会話教室
86 GOOD EARTH STREET
89 まんのう読書日誌 豊嶋和人
91 若手農業者の〝リアル〟 中村美紗
92 ふるさとづくり 役重真喜子
94 高橋博之の都市と地方を行き来して
95 読者の声

地上

2021年5月号

主な企画

特集 地域の安心を確保する「地消地産」のススメ

タイトルをよく見ると、「地産地消」ではありませんよね。これらはどちらも、地域内における食の循環という意味では同じですが、それぞれの発想の出発点が異なります。JAグループでは、国民が必要とするものは、その国でつくることが望ましいという「食料における国消国産」を発信しています。食料自給率の向上にもつながるこの考え方について学びます。(イラスト/大野文彰さん)
<解説>
小山良太さん(福島大学教授)
<取材先>
福岡県 JAくるめ青年部
備前福岡の市(岡山県瀬戸内市)
一般社団法人スマート・テロワール協会
<提言>
谷口吉光さん(秋田県立大学教授)

もはや、性善説は通用しない 農畜産物の盗難対策

ここ数年は、組織的な盗難の例が多くなったといわれます。北関東地方では、豚や牛などの大規模な盗難事件が発生し、テレビをにぎわせました。そこで、盗難事件の実態調査をひもとき、防犯に取り組む実践事例を紹介します。圃場や畜舎の周辺をもう一度見直し、地域における盗難対策について、みんなで話し合ってみませんか。
<取材先>
長野県 JAあづみ青壮年部小倉支部
山梨県 JA南アルプス市

小さな村の地域おこし アルベルゴ・ディフーゾ② 女たちの力

村に点在する宿に泊まり、村全体を楽しんでもらおうという宿泊形態「アルベルゴ・ディフーゾ」。家主の不在や人手不足で農泊がままならない地域でも運営できるとあって、日本でも注目されつつあります。イタリア発祥の「スローフード」を日本に広めたノンフィクション作家・島村菜津さんが、ふたたび同国発祥の新たなうねりを、人物にスポットを当てて紹介します。3回シリーズの第2回は、地域の文化や手仕事を生かし、宿や地域の魅力をさらに高める女性たちの活躍にスポットを当てます。(次回は7月号に掲載予定)

第67回 JA全国青年大会ハイライト

新型コロナウイルス感染症の収束が見通せないことから、史上初めてのWeb配信による開催となりました。「JA青年の主張・JA青年組織活動実績発表全国大会」では、事前に収録した発表を放映。各ブロックから選ばれた9人による、農業への熱い思い、そして自分たちのJA青年組織活動のアピールを、全国各地の盟友が視聴しました。発表内容のダイジェストと、Web配信の会場となったAgVenture Lab(東京都)で奔走するJA全青協役員の姿なども含め、大会の様子をリポートします。

現場発! 盟You伝 「継承したい気持ちがきずなを強める」

石川県 JA松任 林中地区青年部
一度途絶えてしまった伝統野菜「剣崎なんば」を栽培して15年。月に1回、土曜日の夜にメンバーが集まり、加工品「剣崎なんば味噌」も作り続けてきました。活動がここまで長く続いた理由はどこにあるのでしょうか。加工品づくりの当日に現地を訪ね、その秘密に迫りました。(写真/若井 憲さん)

DREAM MAKER ~明日をつくる農業者~「“農業”という生き方」

新潟県 JA越後中央青壮年連盟 阿部雄平さん
3人きょうだいの次男として生まれ、地元のJAで3年間、営農指導員としても活躍していました。幼少期の思い出と就農までの道のり、生産するカキやイチジクへの思い、そしてかけがえのない仲間と思い描く地域の未来について、ざっくばらんにお話を聞きました。

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新春対談2024 “つながり”が生む力 未来へと翔ける価値創造のアプローチ

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