地上

2月1日発行
定価618円(税込み)

目次

特集

36 特集
地域農業の「レジリエンス」
自分たちは、災害とどう向き合うか
[ インタビュー ] なにがあっても、立ち直る力 枝廣淳子さん(大学院大学至善館教授)
[ 取り組み① ] 意外なつながりに助けられて 鞠古国孝さん(宮城県亘理町)
[ 取り組み② ] あれがなければ今はなかった 新國真也さん(福島県只見町)

50
コロナ禍で見えてきた
ピンチをチャンスに変える販路
[ インタビュー ] 変化した消費と農畜産物流通のこれからを読む 齋藤訓之さん(㈱香雪社代表取締役)
[ リポート ] JAおいらせ青年部六戸地区・六戸町農業後継者の会(青森県)、デイブレイク㈱(東京都)、 さいたまヨーロッパ野菜研究会(埼玉県)

56
◎ 不定期連載企画
エネルギー資源の未来を考える
⑤小水力発電
[ ル ポ ] 那須野ヶ原土地改良区連合(栃木県那須塩原市)
[インタビュー①] 星野恵美子さん(那須野ヶ原土地改良区連合専務理事)
[インタビュー②] 後藤眞宏さん(農研機構 農村工学研究部門 地域エネルギーユニット長)

28 ◎ カラーワイド
あなたの知らない 販売用シールの世界

カラーグラフ

03 高橋由伸のおまえ、プロだろ!
05 加工品見聞録
06 農,s days 降っても、晴れても
「心弾むここが居場所」
島根県出雲市 多久和美由紀さん
12 ふたたび、輝き始める
〝チャンスフラワー〟
14 小さな村の地域おこし アルベルゴ・ディフーゾ①
山村に活気を取り戻した男

JA YOUTH

19 現場発! 盟You伝
「感謝の気持ちをドライブスルーで伝える」
福岡県 JA糸島青年部
22 DREAM MAKER
明日をつくる農業者
「忘れてはいけないこと」
広島県 JA広島中央青壮年連盟 北台昇平さん
26 JA YOUTH CLUB
88 今日から使える婚活テク!
96 JA青年組織 学習活動の小部屋

WEBとの連動ページ

30 スマホでバッチリ!
映える! 盛れる! フォトレッスン
78 月イチ! 『地上』ウェビナー
農業経営プチ改善 佐川友彦
80 月イチ! 『地上』ウェビナー
小林国之の協同組合LABO
82 GOOD EARTH COLLEGE

農業マーケティング

67 食品売り場探訪記 黒井尚志
68 青山浩子の農家のひきだし
69 米消費拡大研究所 小池理雄
70 品目動向・トレンド
74 流通ウオッチャーの目 代田 実
75 農業技術最前線
「イチゴ栽培の次世代型経営体系」

農政

62 農政コンパス
「持続可能な食料供給システムの確立に向けて」
64 農政ダイジェスト

エッセイ情報アラカルト

32 農作業アイデア一本勝負
33 最終回 プロレスラー・YAMATOのどんぶり道場
76 農業労務管理まんが相談室
77 愛され農家の会話教室
84 GOOD EARTH STREET
87 まんのう読書日誌 豊嶋和人
89 若手農業者の〝リアル〟 折笠明憲
90 ふるさとづくり 役重真喜子
92 最終回 農のダンディズム考 山下惣一
94 高橋博之の都市と地方を行き来して
95 読者の声

地上

2021年3月号

主な企画

特集 地域農業の「レジリエンス」 自分たちは、災害とどう向き合うか

災害や気候変動に強い地域づくりが語られるときに、「レジリエンス」という言葉を耳にするようになりました。いわゆる「国土強靭化」という意味で扱われることが多いですが、本質的には違う“強さ”を指しているようです。東日本大震災から10年。「レジリエンス」の意味を知り、改めて災害と地域、そして自分たちの暮らしを見つめ直しませんか。(写真/鈴木加寿彦さん)
<インタビュー>
枝廣淳子さん(大学院大学至善館教授)
<取材先>
鞠古国孝さん(宮城県亘理町)
新國真也さん(福島県只見町)

コロナ禍で見えてきた ピンチをチャンスに変える販路

新型コロナウイルス感染症が国内で流行し始めてから、およそ1年。これまでに起こった食料の供給と需要の変化や、学校の休校や外出の自粛による食品産業への影響を俯瞰して解説します。そのうえで、豊かな食を消費者に届けたいと試行錯誤を続ける農業者や企業の奮闘ぶりをリポートします。(イラスト/ソリマチアキラさん)
<インタビュー>
齋藤訓之さん(株式会社香雪社代表取締役)
<リポート>
JAおいらせ青年部六戸地区・六戸町農業後継者の会(青森県)
デイブレイク株式会社(東京都)
さいたまヨーロッパ野菜研究会(埼玉県)

不定期連載 エネルギー資源の未来を考える 農村に眠る無尽蔵のエネルギー

すべての国が脱炭素社会への移行をめざすパリ協定が、2020年から始動したことを受け、地球温暖化への対策のみならず、農業振興や地域活性化をめざす各地の取り組みをリポートする不定期連載企画です。5回めは、農業水利施設を巧みに利用した小水力発電で、脱炭素化と農業の維持・発展に貢献する事例を紹介します。
<取材先>
那須野ヶ原土地改良区連合(栃木県)、同連合専務理事・星野恵美子さん
<インタビュー>
後藤眞宏さん(農研機構 農村工学研究部門 地域エネルギーユニット長)

小さな村の地域おこし アルベルゴ・ディフーゾ① 山村に活気を取り戻した男

村に点在する宿に泊まり、村全体を楽しんでもらおうという宿泊形態「アルベルゴ・ディフーゾ」。受付は村に一つ、食事は村の食堂を利用してもらう。家主の不在や人手不足で農泊がままならない地域でも運営できるとあって、日本でも注目されつつあります。イタリア発祥の「スローフード」を日本に広めたノンフィクション作家・島村菜津さんが、ふたたび同国発祥の新たなうねりを、人物にスポットを当てて紹介します。(3、5、7月号に掲載予定)

現場発! 盟You伝「感謝の気持ちをドライブスルーで伝える」

福岡県 JA糸島青年部
全国的にも珍しい、青年部が主催する地域イベント「ちかっぱ糸島」。地元の農産物の即売のほか、ステージで出し物をしたり“農家メシ”を振るまったり、初開催の2013年から毎年、趣向を変えながら地域住民に親しまれてきました。しかし、新型コロナの感染拡大で、2020年の開催に黄色信号が……。そんな危機を脱する策が「ドライブスルー販売」でした。盟友たちはどんな準備を重ね、どんな工夫を凝らしたのか、ていねいにリポートしています。

DREAM MAKER ~明日をつくる農業者~「忘れてはいけないこと」

広島県 JA広島中央青壮年連盟 北台昇平さん
120aでタマネギ、ニンジンをメインに、季節の野菜を生産しています。かつてはビジネスで一旗揚げることに憧れ、ビッグチャンスをつかむことを狙って就農しましたが、失敗と挫折を経験しました。農青連の先輩たちの言葉に励まされ、再起を誓って農業に取り組むなかで出合ったのが、「こども食堂」でした。これまでの半生と、農業への思いの変遷をたどります。

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