書籍
食料争奪時代の日本農政
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温暖化が原因といわれる自然災害の多発、原油高騰による全世界を舞台にした食料とエネルギーの争奪は、穀物価格を引き上げ、飼料を海外に依存するわが国の畜産農家に深刻な打撃を与えるとともに、食品価格の値上がりなど私たちの生活にも大きな影響を及ぼしています。その他、食品偽装や中国製ギョウザ事件に端を発する食の安全・安心をめぐる一般消費者の関心の高まりなど、今、食料と農業を取りまく環境は一変しています。こうした環境下にあって、食料を安定的に確保し、消費者に安全・安心な食材を届け、また、美しい景観の維持・地域の活性化につながる国内農業の振興ため、日本の農政はどうあるべきなのか。国会議員一年生の著者が、自らの活動を振り返りながら、力強く語ります。
- 定価(税込)
- 1,257円
- 発行日
- 2008年8月1日
- 判型
- B6判
- ISBN
- 978-4-259-54719-6