やさい畑
その他の目次
循環菜園 野菜づくりの新常識/第3回「根が露出するほどナスは丈夫に育つ」内田達也
畑の社会見学/第16回「国内屈指の収量を誇る ハイテクトマト工場」
53万フォロワーの八百屋さんが教える野菜の見極め方/第4回「ジャガイモ選びは皮を観察する、食べ方に合わせる」青髪のテツ
畑の虫生態絵巻/第8回「巣を持たないクモは、優秀な畑の警備員」麻生健洲
畑をはかる道具、集めました
読者のグッドアイデア/第2回やさい畑大賞優秀賞「“特製発泡スチロールプランター”でベランダが野菜の楽園になる」杉本亘之
やさい畑読者プレゼント
やさい畑倶楽部vol.113
<新連載>偉大なる菌根菌/「そもそも菌根菌がいなければ、陸上に植物は存在しない」小八重善裕
主な企画
[特集]生やしたくない派も、 ほどよく生やしたい派も 野菜別 除草の極意
家庭菜園愛好家にとって最大にして共通の悩みといえば、雑草に違いない。
読者アンケートで雑草とどうつきあいたいか、尋ねたところ、
「雑草はなるべく除きたい」人と
「適度に生やして利用したい」人がほぼ半数ずつだった。
それぞれのニーズに合わせ、全面的に除草してから始めても、雑草を生やした状態から始めてもOK。
雑草を味方につける「除草の極意」を会得すれば、いずれ無肥料栽培すら可能になる。
展望がない不毛な雑草取りはもうやめよう。
「生やしたくない派」監修:
内田達也/アースケアテイカー
(株)いかす 取締役。1976年、東京都生まれ。神奈川県平塚市で7haの有機栽培圃場を運営し、年間50品目の野菜を出荷。持続可能な農業の担い手を増やす「サステナブル・アグリカルチャー・スクール」講師を務める。
「ほどよく生やしたい派」監修:
森田亜貴/サステイナー
京都大学大学院農学研究科修了。専攻は雑草学。(株)マイファームが運営する体験農園・横浜さつきが丘農園、横浜藤が丘農園の“自産自消”アドバイザー。また、持続可能な食と農を考える学習会などを開催している。
雑草を野菜づくりの味方につける/マルチと緑肥作物で雑草を抑える/雑草を活用して畑を埋め尽くす/スタート時に選択 畝の準備/ジャガイモ/トマト/ナス・ピーマン類/キュウリ/トウモロコシ/サトイモ/サツマイモ/長ネギ
読者アンケートで雑草とどうつきあいたいか、尋ねたところ、
「雑草はなるべく除きたい」人と
「適度に生やして利用したい」人がほぼ半数ずつだった。
それぞれのニーズに合わせ、全面的に除草してから始めても、雑草を生やした状態から始めてもOK。
雑草を味方につける「除草の極意」を会得すれば、いずれ無肥料栽培すら可能になる。
展望がない不毛な雑草取りはもうやめよう。
「生やしたくない派」監修:
内田達也/アースケアテイカー
(株)いかす 取締役。1976年、東京都生まれ。神奈川県平塚市で7haの有機栽培圃場を運営し、年間50品目の野菜を出荷。持続可能な農業の担い手を増やす「サステナブル・アグリカルチャー・スクール」講師を務める。
「ほどよく生やしたい派」監修:
森田亜貴/サステイナー
京都大学大学院農学研究科修了。専攻は雑草学。(株)マイファームが運営する体験農園・横浜さつきが丘農園、横浜藤が丘農園の“自産自消”アドバイザー。また、持続可能な食と農を考える学習会などを開催している。
雑草を野菜づくりの味方につける/マルチと緑肥作物で雑草を抑える/雑草を活用して畑を埋め尽くす/スタート時に選択 畝の準備/ジャガイモ/トマト/ナス・ピーマン類/キュウリ/トウモロコシ/サトイモ/サツマイモ/長ネギ
[栽培連載]混植&連作でどんどんとれる フクダ流ひらめき菜園塾
「1つの畝に野菜は1種類」「連作すると育ちが悪くなる」「収量を増やすには、かなりの手間ひまが必要」というのが野菜づくりの常識とされています。
かたや、福田俊さんが提唱する農法は、その真逆です。
「混植や連作は積極的に行う。畑に日参しなくてもいいように、栽培法や道具を工夫して効率化する。家庭菜園は楽しんだ者勝ち!」
これから、1年間にわたり、43年の実践に裏打ちされた、フクダ流のアイデアと技を完全公開していきます。
指導:福田 俊
東京都生まれ。東京農工大学農学部卒。菜園家。ブルーベリー研究家。元東京農業大学グリーンアカデミー専科野菜講師。種苗会社勤務時より、野菜づくりを開始。埼玉県にある畑と都内自宅の車庫上に設置した限られたスペースで有機・無農薬の野菜づくりを実践。自身のHP(http://www.fukuberry.com)でも日々成果を発信している。著書は『おもしろアイデア栽培術』(万来舎)など多数。
混植&連作に耐える畝をつくろう/微生物を活性化する〝天恵緑汁〟を作ろう/ミニトマト/キュウリ/エダマメ/小玉スイカ/ナガイモ&ゴボウ/ナス/ピーマン/サトイモ
かたや、福田俊さんが提唱する農法は、その真逆です。
「混植や連作は積極的に行う。畑に日参しなくてもいいように、栽培法や道具を工夫して効率化する。家庭菜園は楽しんだ者勝ち!」
これから、1年間にわたり、43年の実践に裏打ちされた、フクダ流のアイデアと技を完全公開していきます。
指導:福田 俊
東京都生まれ。東京農工大学農学部卒。菜園家。ブルーベリー研究家。元東京農業大学グリーンアカデミー専科野菜講師。種苗会社勤務時より、野菜づくりを開始。埼玉県にある畑と都内自宅の車庫上に設置した限られたスペースで有機・無農薬の野菜づくりを実践。自身のHP(http://www.fukuberry.com)でも日々成果を発信している。著書は『おもしろアイデア栽培術』(万来舎)など多数。
混植&連作に耐える畝をつくろう/微生物を活性化する〝天恵緑汁〟を作ろう/ミニトマト/キュウリ/エダマメ/小玉スイカ/ナガイモ&ゴボウ/ナス/ピーマン/サトイモ
[スマイル農園のなるほど栽培 第19回] 大玉トマトは〝わき芽1葉残し〟で ロング収穫
大玉トマトは通常、5段まで実がとれたら上々でしょう。
でも手間がかかるだけに、もう少し長くとれたらうれしいところ。
それを実現するワザが、近年、注目を集める〝花房直下わき芽1葉残し〟です。
トマトを30年近く栽培してきたベテラン農家に、方法と効果のほどを細かく検証してもらいました。
栽培指導:豊泉 裕
1967年生まれ。東京都立川市の農業体験農園「スマイル農園」園主。江戸時代から続く農家の十代目で、就農28年め。農園利用者に年間約50種類の野菜の栽培を指導。
でも手間がかかるだけに、もう少し長くとれたらうれしいところ。
それを実現するワザが、近年、注目を集める〝花房直下わき芽1葉残し〟です。
トマトを30年近く栽培してきたベテラン農家に、方法と効果のほどを細かく検証してもらいました。
栽培指導:豊泉 裕
1967年生まれ。東京都立川市の農業体験農園「スマイル農園」園主。江戸時代から続く農家の十代目で、就農28年め。農園利用者に年間約50種類の野菜の栽培を指導。
[イガさんの菜園実験室]種をまけるのは いつからいつまで? エダマメずらしまき実験
エダマメは、初夏に種をまいて梅雨明けに収穫する「夏の野菜」というイメージが強いかもしれません。
しかし、日長に関係なくさやをつける早生系品種なら、じつは幅広い作型で育てられます。
では、種まきが可能な範囲はいつからいつまでなのでしょうか。
一般的な種まき適期とされる4月下旬から1か月おきに種をまいて、収量を比較してみました。
栽培指導:五十嵐 透
東京都練馬区の農業体験農園「イガさんの畑」園主。練馬区農業体験農園園主会会員。江戸時代から続く農家に生まれ、平成11年に農業体験農園を開設。現在は約120名の利用者に、年間約20種類の野菜の栽培法をわかりやすく指導している。
しかし、日長に関係なくさやをつける早生系品種なら、じつは幅広い作型で育てられます。
では、種まきが可能な範囲はいつからいつまでなのでしょうか。
一般的な種まき適期とされる4月下旬から1か月おきに種をまいて、収量を比較してみました。
栽培指導:五十嵐 透
東京都練馬区の農業体験農園「イガさんの畑」園主。練馬区農業体験農園園主会会員。江戸時代から続く農家に生まれ、平成11年に農業体験農園を開設。現在は約120名の利用者に、年間約20種類の野菜の栽培法をわかりやすく指導している。
[どうして? こうなる! 菜園教室]サツマイモの植え比べ&キュウリは若苗を植えるべし
サツマイモは、苗をどう植えるかで大きさや数が決まると言われています。
今回は、代表的な3つの方法「垂直」「斜め」「船底」でいっせいに植えて、育ち方や収量を検証しました。
垂直植えは大きなイモができる、斜め植えはたくさんとれる、と栽培の教科書にはありますが、実際はどれほどの違いがあるのでしょうか?
栽培指導・監修:柳川武夫
神奈川県の県立農業高校で長年、野菜栽培を教える。退職後、地元の神奈川県大井町で就農し、80aの農地で年間約30種類の野菜を栽培、出荷している。そのかたわら、2013年より東京農業大学グリーンアカデミー本科にて、野菜づくり基本コースの講師を務めている。
今回は、代表的な3つの方法「垂直」「斜め」「船底」でいっせいに植えて、育ち方や収量を検証しました。
垂直植えは大きなイモができる、斜め植えはたくさんとれる、と栽培の教科書にはありますが、実際はどれほどの違いがあるのでしょうか?
栽培指導・監修:柳川武夫
神奈川県の県立農業高校で長年、野菜栽培を教える。退職後、地元の神奈川県大井町で就農し、80aの農地で年間約30種類の野菜を栽培、出荷している。そのかたわら、2013年より東京農業大学グリーンアカデミー本科にて、野菜づくり基本コースの講師を務めている。
量も質も最高をめざす! 極上サツマイモの育てワザ
痩せ地で育てられて、救荒作物で簡単に育つイメージが強いサツマイモ。
実際に作ってみると、苗の活着がうまくいかず枯れてしまったり、 掘り上げてみるとイモの肌が汚かったり、いざ食べてみると味がよくなかったりと、意外と気難しい作物です。
そこで、長年サツマイモを作り続ける竹内さんに、質のよいサツマイモを、たくさんとる育てワザを教えてもらいました。
栽培・指導:竹内孝功
自然菜園コンサルタント。(同)自然菜園スクール代表。長野県長野市在住。無農薬、無化学肥料栽培による持続できる自然菜園を指導。著書に『これならできる! 自然菜園』(農文協)、『育ちや味がどんどんよくなる 自然菜園で野菜づくり』(家の光協会)など。 http://www.shizensaien.net
実際に作ってみると、苗の活着がうまくいかず枯れてしまったり、 掘り上げてみるとイモの肌が汚かったり、いざ食べてみると味がよくなかったりと、意外と気難しい作物です。
そこで、長年サツマイモを作り続ける竹内さんに、質のよいサツマイモを、たくさんとる育てワザを教えてもらいました。
栽培・指導:竹内孝功
自然菜園コンサルタント。(同)自然菜園スクール代表。長野県長野市在住。無農薬、無化学肥料栽培による持続できる自然菜園を指導。著書に『これならできる! 自然菜園』(農文協)、『育ちや味がどんどんよくなる 自然菜園で野菜づくり』(家の光協会)など。 http://www.shizensaien.net
[めざせ大発見 畑の探求者]夏ばて知らずでたっぷりとれる ナスの水苔植え
良質のナスを、次々と実らせるには、肥料切れさせないことが重要です。
しかしそれだけでは不十分。「ナスは水で育てる」と言われるほど、水が必要なのです。
とは言っても酷暑の夏場などは、水やりの手間を省きたいのが心情ではないでしょうか?
そこで注目したのが、水苔です。
植えつけ方をひと工夫するだけで大幅に収量がアップしました。
栽培・文:和田義弥
大学卒業後、出版社勤務を経てフリーライター。茨城県石岡市に暮らし、約4反の田畑で自給用の米や野菜を栽培。世界70か国以上を旅したなかで出合った多様な栽培法を実践する。著書に『増補改訂版 ニワトリと暮らす』(グラフィック社)などがある。
しかしそれだけでは不十分。「ナスは水で育てる」と言われるほど、水が必要なのです。
とは言っても酷暑の夏場などは、水やりの手間を省きたいのが心情ではないでしょうか?
そこで注目したのが、水苔です。
植えつけ方をひと工夫するだけで大幅に収量がアップしました。
栽培・文:和田義弥
大学卒業後、出版社勤務を経てフリーライター。茨城県石岡市に暮らし、約4反の田畑で自給用の米や野菜を栽培。世界70か国以上を旅したなかで出合った多様な栽培法を実践する。著書に『増補改訂版 ニワトリと暮らす』(グラフィック社)などがある。
[新連載]なにごともダンドリ菜園術 夏野菜の植えつけと同時にボカシ肥を仕込もう
千葉県佐倉市で約750㎡もの畑を1人で耕し、年間60品目の野菜を作って販売している舞田隆志さん。
広い畑をたった1人で管理するには、作業の優先度や時間配分を調整する〝段取り〟が肝心。
会社員時代のマネジメント経験を、野菜づくりにも生かしています。
ダンドリよければ、すべてよし。ムダをなくしてラクしましょう。
栽培指導・監修:舞田隆志
1957年生まれ。建材メーカーに勤務するかたわら、趣味の野菜づくりを追究。定年退職後は千葉県佐倉市にある畑で1人農業に挑戦し、その様子をブログやSNSなどで発信している。
広い畑をたった1人で管理するには、作業の優先度や時間配分を調整する〝段取り〟が肝心。
会社員時代のマネジメント経験を、野菜づくりにも生かしています。
ダンドリよければ、すべてよし。ムダをなくしてラクしましょう。
栽培指導・監修:舞田隆志
1957年生まれ。建材メーカーに勤務するかたわら、趣味の野菜づくりを追究。定年退職後は千葉県佐倉市にある畑で1人農業に挑戦し、その様子をブログやSNSなどで発信している。
[新連載]区画農園の超絶達人 雨よけ+立体栽培なら極甘ネットメロンができる
家庭菜園に限らず、野菜づくりにおいて最高に難易度が高いとされるネットメロン。
区画農園の狭いスペースを自在に操り、立体栽培と雨よけセットの組み合わせで
完熟の網目を作り上げる超絶のワザをご覧ください。
栽培指導:宮崎靖好
外資系企業の日本法人代表を定年退職後、横浜市内の区画農園で野菜づくりを始め、現在3区画90㎡の畑で年間70品目を手がける。堪能な英語力を駆使して国内外の情報を集積し、限られたスペースを最大限に活かすための研究に没頭。密植や畝の上空を使い倒すリレー栽培など、常識を軽々と超越した手法を編み出し、高品質高収量を実現している。
区画農園の狭いスペースを自在に操り、立体栽培と雨よけセットの組み合わせで
完熟の網目を作り上げる超絶のワザをご覧ください。
栽培指導:宮崎靖好
外資系企業の日本法人代表を定年退職後、横浜市内の区画農園で野菜づくりを始め、現在3区画90㎡の畑で年間70品目を手がける。堪能な英語力を駆使して国内外の情報を集積し、限られたスペースを最大限に活かすための研究に没頭。密植や畝の上空を使い倒すリレー栽培など、常識を軽々と超越した手法を編み出し、高品質高収量を実現している。
<別冊付録>菜園2年手帳 2023年3月~25年2月
勘と記憶の野菜づくりからデータと記録の野菜づくりへ
野菜づくりでうるさく言われるのが「適期に種をまきなさい、植えなさい」という言葉。
確かにその通りなのですが、実際には畑のある場所の標高や地形によって、同じ地域内であっても適期は異なる場合があります。
一番確かなのは「1年前は、2年前はどうであったか」という実体験です。
そこで、この手帳においては、ひと見開きに2週間を収め、2023年・24年を見比べられる設計に。
2023年の結果から、2024年の予定を決めることができます。
野菜づくりでうるさく言われるのが「適期に種をまきなさい、植えなさい」という言葉。
確かにその通りなのですが、実際には畑のある場所の標高や地形によって、同じ地域内であっても適期は異なる場合があります。
一番確かなのは「1年前は、2年前はどうであったか」という実体験です。
そこで、この手帳においては、ひと見開きに2週間を収め、2023年・24年を見比べられる設計に。
2023年の結果から、2024年の予定を決めることができます。
〈特集〉まき方ひとつで収量&品質アップ 秋冬野菜は種まきで決まる
ドカン!と早どりするか コツコツ長〜くとるか トマト・ナス・キュウリを極める
[特集]生やしたくない派も、 ほどよく生やしたい派も 野菜別 除草の極意
現在募集中のエッセイやコンクールをご紹介します。
『家の光』9月号「親子で地域で楽しもう ワッショイ! おむすびカーニバル」 「幸せおむすびフォト」大募集!
2023年8月1日(火)~11月30日(木)※必着
第46回 ちゃぐりん感想文 大募集!
2023年9月21日(木) (当日消印有効)