地上

7月1日発売
定価618円(税込み)

目次

目次

◎世界・日本の社会経済を読み解く企画
20 特 集
飛躍する家族農業
国連「家族農業の10年」と日本
[ 解説① ] 国連「家族農業の10年」がめざすもの 関根佳恵さん(愛知学院大学准教授)
[ フォトエッセー] 世界の家族農業 原風景を訪ねて 岡本 央さん(写真家)
[ 事例] 樋口清文さん・賢治さん(福岡県八女市)、横尾光広さん・勉さん(栃木県鹿沼市)、竹内康祐さん・恵里香さん(長野県中野市)
[ 解説② ] 日本の家族農業のこれから 安藤光義さん(東京大学教授)

◎これからのJA・地域を展望する企画
38 いま注目のメソッドをかじってみる
ビジネス・シミュレーションゲーム
①バックキャスト思考 [ 監修 ] 古川柳蔵さん(東京都市大学環境学部教授)
②インバスケット思考 [ 監修 ] ㈱インバスケット研究所
◎JA全青協 2019年度会長インタビュー48 6万人の“盟友”にスポットライトを当てたい
今野邦仁さん

カラーグラフ

03 恋農age
「ここは、夢の沃野」
北海道石狩市 只野夢子さん
07 農を伝えるカクテル
栃木県宇都宮市「BARフルールドゥリス」
08 農と食 わたしの源流
農業を、もっと知りたい
秋元才加さん
14 極奥物語⑮ インドネシア・パプア州
不可逆の密林

JA YOUTH

51 若きリーダーの背中
「地域になくてはならない存在」
福島県 JA会津よつば青年連盟 積田夏貴さん
56 現場発! 盟You伝
「声出せば、聴こえる声」
栃木県 JAなす南青壮年部
60 今月の「いいね!」
81 今日から使える婚活テク!
86 おれが知りたい 協同組合塾 小林国之
96 1年で準備する事業承継

農業マーケティング

67 やまけんのエシカルで行こう!
山本謙治
68 青山浩子の農家のひきだし
69 心を動かす! 販促の極意 酒井とし夫
70 米消費拡大研究所 小池理雄
71 食品売り場探訪記 黒井尚志
72 品目動向・トレンド
77 農業技術最前線
「環境変動にたいする植物の反応を
測定する研究を知る」

農政

82 農政コンパス
「二〇一九年産米の作付け意向が発表に」
84 農政ダイジェスト

エッセイ・コラム

59 山口鉄也のおまえ、プロだろ!
78 農業経営プチ改善 佐川友彦
91 若手農業者の〝リアル〟 中村美紗
92 ふるさとづくり 役重真喜子
94 農のダンディズム考 山下惣一

情報アラカルト

43 第六七回 地上文学賞 作品募集のお知らせ
62 GOOD EARTH STREET
64 農作業アイデア一本勝負
65 話題の the 加工品
66 きじまりゅうたの試食で差をつけろ!
79 農業労務管理まんが相談室
80 〈新連載〉オヤジたちの農業賛歌
87 できる農家の時間術
89 まんのう読書日誌 豊嶋和人
90 地上の歩き方
97 読者の声

地上

2019年8月号

主な企画

特集 飛躍する家族農業 ~国連「家族農業の10年」と日本~

日本では、農地の集積・集約による大規模化や、農業への企業の参入をめざす政策がとられています。しかし、2017年の国連総会において、19年から28年までを国連「家族農業の10年」として定め、家族農業を中心とした農業政策の策定を加盟国に求めるなど、国際的には小規模な家族農業を重視する方向にかじを切ろうとしているのです。家族農業に関する世界の趨勢や、家族でがんばる日本の農業者の姿から“日本の家族農業”の未来像を探ります。
<取材先>
樋口清文さん・賢治さん(福岡県八女市)
横尾光広さん・勉さん(栃木県鹿沼市)
竹内康祐さん・恵里香さん(長野県中野市)
<フォトエッセー>
岡本 央さん(写真家)
<解説>
関根佳恵さん(愛知学院大学経済学部純教授)
安藤光義さん(東京大学大学院農学生命科学研究科教授)

6万人の“盟友”に スポットライトを当てたい <インタビュー> 2019年度JA全青協会長 今野邦仁さん

全国6万人で組織するJA青年組織の“顔”となった今野さんの、JA青年組織活動への思いや、現在に至るまでのエピソード満載のインタビューです。第28回JA全国大会決議の実践初年度を迎え、「創造的自己改革」の実現に向けてJA青年組織の行動力が期待されるなか、ポリシーブック(行動方針・政策提言集)など活動や、全国の盟友に向けたメッセージをお届けします。(写真は本文を割愛しています)

農と食 わたしの源流  <インタビュー> 秋元才加さん   「農業を、もっと知りたい」

いまをときめく人たちから、農や食にたいする思いを聞き、農業者へのエールをいただく不定期の企画がスタート! 記念すべき第1回は、女優の秋元才加さんです。AKB48のメンバーとして活躍されていた頃の食に関するエピソードや、田んぼオーナー制度のオーナーになって変わったという農業への意識、そして未来に向けて衝撃?の告白も。ぜひご覧ください。(写真は本文を割愛しています)

恋農age 「ここは、夢の沃野」 只野夢子さん 北海道石狩市

1995年生まれ。酪農学園大学附属とわの森三愛高校を卒業。2016年から農業に携わり、17年に本格就農しました。父、母と共に小麦やバレイショ、ニンジン、ゴボウなど多品目の野菜を生産し、オリジナルブランド「YUMEYASAI」をつくり、販売と販路開拓にも力を入れています。三姉妹の長女として、幼い頃からぼんやりと、しかしずっと考えてきたという農業への思いを聞きました。(写真/松尾 純さん)

いま注目のメソッドをかじってみる ビジネス・シミュレーションゲーム

農業・農村を取り巻く課題は、日々刻々と変わり、複雑になっています。その分、農業者には高度な対応力が求められているともいえるでしょう。そこで、いま注目のビジネスメソッド「バックキャスト思考」と「インバスケット思考」を学びます。例題付きなので、ゲーム感覚で体験してみませんか?(イラスト/川崎タカオさん)

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2023年12月号

特集 新たな価値を創造する 農のフロントランナー

2023年11月号

別冊付録 食料安全保障の本質を知る! 「国消国産」を伝えるためのハンドブック

2023年10月号

特集 食と農、地域のクラウドファンディング入門