地上

8月1日発売
定価 606円(税込)

目次

特集

◎世界・日本の社会経済を読み解く企画
特集
ミッション・インバウンド
—— 外国人観光客の“胃袋”をつかめ!
日本政府が力を入れる「観光立国」。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、日本を訪れる外国人観光客は
ますます増加することが予想されます。そこで、外国人観光客を新たなマーケットと考えて、
その食需要を取り込み、産地振興につなげていくにはどうしたらよいのでしょうか。
識者の声や各地の取り組みから、その手がかりを探ります。

◎今後のJA・地域を展望する企画
組織活動に生かそう!おれの“経験値”
就農する前にサラリーマンなどを経験した人は少なくありません。
その経験を営農や販売に生かしている人はいますが、JA青年組織活動に役立つことも、もちろんあります。
前職を生かして組織活性化に貢献した人や仲間から、
経験と活動がつながるという「気づき」と、実践までの「プロセス」を聞きます。

◎これからのJA・地域を展望する企画
20 特 集 JA青年組織
“土地に根ざす”
人づくりを考える
[解説] JA青年組織 こんな“学びや”、ほかにある?
小林国之さん(北海道大学大学院農学研究院准教授)
[新旧リーダー対談] 育てる力を解き放て
若林英毅さん(山形県JA山形おきたま理事・元JA全青協会長)
渡部一敏さん(山形県農業協同組合青年組織協議会会長)
32 日EU・EPA「大枠合意」の論点
○ 合意内容のポイントを確認する
○〈論説〉急転直下に見えた交渉の“舞台裏”

◎世界・日本の社会経済を読み解く企画
36 規制改革がめざす競争は“公平”だといえるか
アンチ イコールフッティング宣言
○ 田代洋一さん(横浜国立大学・大妻女子大学名誉教授)
○ 三橋貴明さん(株式会社経世論研究所所長)
44 賢いあいつはどうやって勉強してるんだ!?
[解 説] 大人になってからの勉強に、成績は関係ない 齋藤 孝さん(明治大学文学部教授)
[実 例] できるあいつの勉強法
豊嶋和人さん(香川県まんのう町)、野々村貴浩さん(北海道幌延町)、濱野 力さん(埼玉県さいたま市)

カラーグラフ

03 恋農age「知恵の畑」
滋賀県東近江市 片山恵美さん
08 『家の光』9月号
「ニコ・ニコおむすび大作戦」連動企画
さあ、無心にかぶりつこうぜ!!
10 今日食べたおむすびのような、
おいしいお米にな〜れ!
山形県 JA山形おきたま飯豊地区青年部
11 老舗せんべい店・八代目の〝色〟
「銀座 松﨑煎餅」松﨑宗平さん
14 極奥物語⑤ モンゴル(1)
茫漠の住みか

JA YOUTH

51 若きリーダーの背中
「この地で営む農業の必然」
岩手県 JAいわて平泉青年部協議会 
那須俊裕さん
56 現場発! 盟You伝
「めざすは、酒米と日本酒の名産地だ」
秋田県 JA秋田おばこ青年部協和支部
62 今月の「いいね!」
81 今日から使える婚活テク!

農業マーケティング

67 やまけんのエシカルで行こう!
山本謙治
68 青山浩子のマーケティング・アイ
69 心を動かす! 販促の極意 酒井とし夫
70 米消費拡大研究所 小池理雄
71 食品売り場探訪記 黒井尚志
72 品目動向・トレンド
77 農業技術最前線
「有人監視下で無人運転するロボット農機」

農政

82 農政コンパス
「獣医師を巡る課題を考える」
84 農政ダイジェスト

エッセイ・コラム

78 EBAのススメ! 松永和紀
86 カリスマを待望するなかれ 中竹竜二
91 若手農業者の〝リアル〟 折笠明憲
92 ふるさとづくり 役重真喜子
94 農のダンディズム考 山下惣一

情報アラカルト

55 ちょっとで差がつく! SNS入門
59 話題の the 加工品
64 ファーマーズ・ハイ 農業者のためのエンタメ
66 農作業アイデア一本勝負
79 農業労務管理の基礎知識
87 できる農家の時間術
89 まんのう読書日誌 豊嶋和人
90 地上の歩き方
96 読者の声・編集部セレクト

地上

2017年 9月号

主な企画

恋農age 片山恵美さん 滋賀県東近江市

1983年生まれ。3人きょうだいの長女。県内の高校を卒業後、大手電気機器メーカーに就職。2010年に就農してカボチャやトウモロコシ、サツマイモなど少量多品目の野菜を生産する片山さんの、農業と家族への思いに迫ります。2016年に結婚。東近江青年農業者クラブ所属。

特集 JA青年組織 “土地に根ざす”人づくりを考える

農業・農村のリーダーから、「JA青年部の活動をとおして、人としてでかくしてもらった」という声をよく聞きます。農業者は、その土地から離れることができません。農村は“運命共同体”であるといえます。そこからJA青年組織の役割を突き詰めれば「人づくり」に行き着くのではないでしょうか。緑豊かな農村を守り抜くために、なにを養っておけばよいのか。みんなで考えます。
<解説>
小林国之さん(北海道大学大学院准教授)
<取材先>
若林英毅さん(山形県 JA山形おきたま理事・元JA全青協会長)
渡部一敏さん(山形県農業協同組合青年組織協議会会長)
三浦香菜さん(秋田県 JA秋田しんせい青年部部長)

アンチ イコールフッティング宣言

政府の規制改革推進会議の発想の基本になっている「イコールフッティング」。民間企業の活動の妨げになっている規制を排除して、フラットな競争条件にしようというものです。しかし、そもそも公平な競争条件を得るために認められた協同組合を“規制”だというのなら、それはもはや、イコールフッティングではありません。2人の“論客”に意見を聞きました。
<解説>
田代洋一さん(横浜国立大学・大妻女子大学名誉教授)
三橋貴明さん(経世論研究所所長)

賢いあいつはどうやって勉強してるんだ!?

栽培技術や労務管理、さらには農政から世界経済まで、農家が学んでおきたいことは無限にあります。「農作業が忙しすぎて暇がない」「勉強は学生時代から苦手で……」という人でも、明日から勉強したくなる“大人の勉強のコツ”を、実例を交えて紹介します。
<解説>
齋藤 孝さん(明治大学教授)
<取材先>
豊嶋和人さん(香川県まんのう町)
野々村貴浩さん(北海道幌延町)
濱野 力さん(埼玉県さいたま市)

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