ちゃぐりん

春になると南の国から渡ってくるツバメは、みなさんもご存じのとおり、とても身近な野鳥です。子育ての時期には、ヒナたちに、ひっきりなしに虫を運ぶので、いつしかオスの鳴き声が「土食って虫食ってしぶーい」と聞こえるといわれるようになりました。誌面の二次元コードをスマートフォンで読み取ると、ツバメのイラストと鳴き声を聞くことができます。本当にそう鳴いているか確かめてみてください。

まんがの主人公の雪翔くんと日葵ちゃんは、ＪＡ主催の春の山菜採り体験会に参加し、新人の水樹お兄さんの案内で、山菜採りにでかけます。そこで、山菜採りのイロハとおいしい食べ方を教わります。食農レシピでは、採りたての山菜を使った「ごちそう天ぷら」の作り方を料理研究家のしらいのりこさんに教わります。３～６月にかけて、大人といっしょに山菜採りに出かけて、採りたての天ぷらを味わいましょう。

小学校の花だんやおうちの庭などに、カラフルな花が咲いていると心が安らぎます。そこで、春の花だん作りにおすすめの「たねダンゴ」の作り方を紹介します。「たねダンゴ」は、どろだんごのまわりに花の種をつけて植える種まきの方法です。種が風に飛ばされたり、雨で流されたりしないので、だれでも簡単に花を咲かせることができます。学校の先生や友達といっしょに、すてきな花だんを作ってください。

ふだん家の鍵は、どのようにして持ち歩いていますか？　家の鍵にはとても大切な情報が書かれています。情報を守るためにも愛嬌のある「小鳥のキーケース」を作って、小鳥にしっかりガードしてもらいましょう。また、このキーケースにはリング付きのひもをつけるので、鍵の持ち運びがスマートになり、かばんの中から必要な時にさっと取り出せます。好みの色のフェルトで、ぜひ作ってみてください。

みなさんは稲を育てたことがありますか？ じつは、バケツで簡単に稲が育てられるんです。「バケツ稲」は食農体験のツールとして、JAのあぐりスクールだけでなく、小学校の授業などでも広く活用されています。この付録では、小学校低学年でも理解できるように、バケツ稲の育て方を成長過程ごとに紹介。成長を観察する栽培日記や栽培の豆知識、実験などを入れて、楽しみながらバケツ稲づくりに取り組めるようにしています。