ちゃぐりん

２０２３年は卯年ですね。昔からウサギは縁起のよい動物といわれ、ぴょんぴょん跳ぶことから運気が上がり、生活が向上するといわれています。そこで、日本で一番多くウサギが生息している場所はないかと探したところ、瀬戸内海に浮かぶ大久野島にウサギの楽園を見つけました。お母さんウサギが巣作り用の葉を運んでいるところ、なわ張りを守るためにオスどうしが決闘しているところなど、動物園ではみられない、野生の姿を紹介します。

まんがの主人公の雪翔くんと日葵ちゃんは、杏樹お姉さんが勤めるＪＡのもちつき大会に参加し、ふだん食べているうるち米とおもちに使うもち米の違いについて教わります。食農レシピでは、木の枝に紅白の丸いおもちをつけて飾る、お正月の縁起物「もち花」の作り方を紹介します。家族みんなで、年末年始に新しい年の豊作や繁栄を願いながら、作って飾り、小正月には、どんど焼きなどで焼いたり、枝から外してあられにして食べたりして、今年１年を元気に過ごしましょう。

春先にレンゲソウの花やヤマザクラの花に集まるミツバチを見つけたら、近くにミツバチが暮らす巣箱があるかもしれません。その巣箱には、１ぴきの女王バチと１万５０００びき以上のミツバチがいるって知っていますか？　今月はタレントの小島よしおさんが岐阜県大垣市のＪＡにしみのにある養蜂場を訪ね、ミツバチの巣箱を観察したり、養蜂家の方から、ハチミツの採取の仕方を教わったりします。そして、“ＪＡにしみの食農リーダー”のみなさんからハチミツ料理をごちそうになります。

クリスマスが終わると、町なかは、お正月のかざりつけに早変わりします。お正月は新しい年の初めに年神様を迎えて感謝の意をお祝いする行事です。そこで、モールを使って、縁起のよい富士山やおうぎのお正月かざりを作りましょう。作り方はとても簡単。モールを巻いたり、ねじったりして形を作り、花や松などのパーツを組み合わせていきます。できあがったら、１２月２６日から２８日の間に、玄関やリビングに飾って、家族みんなで新年を迎えましょう。

友達や家族で遊べるゲームは、たくさんの種類がありますが、中でも子どもから大人まで、幅広い世代が楽しめる「すごろく」は、学校の授業やお正月の家族だんらんなどで活躍する、わたしたちにとって最もポピュラーなものです。そこで、付録には遊びながらＳＤＧｓの知識を学び、世界を持続させるために、何が必要か、どのような行動をとらなければならないのかを考えることができるすごろくを付けました。また、ゲームブックには、さいころやコマ、遊び方の解説が付いているので、この付録だけでゲームを楽しむことができます。