いかがですか? 代表的な構図をいくつかあげてみました。ではどうしたら、構図を実際に生かせるようになるのでしょう。まずは、「目で見た印象と写真が違う」という問題をクリアしましょうね。
人間の目とカメラとは決定的に異なる点があります。ためしに窓の外を20秒ほど見てください。その後、片目を手のひらでふさぎ、もう一度景色を見てください。見た印象がかなり異なっているのではないでしょうか。人間は2つの目でものを見て、立体画像(3D)として認識しています。一方カメラには目が1つしかないのです。平面画像(2D)としてしか、ものを写し撮ることができません。「見た目どおりに写らない」、これは当たり前のことなのです。「写真の目」を身につけることは「構図」を身につけることです。人間の目との違いを理解して、被写体が生きる構図を考え、撮影しましょう。
さて、ここでみなさんに構図を勉強する秘密(!?)の方法をお教えします。日ごろから見ている雑誌などの写真を準備してください。そして、前段であげたいくつかの構図を当てはめてみてください。ペンでガイド(線)をひくと、よりわかりやすいと思います。迷わず線が引けるようになると、みなさんの構成力は格段にアップしますよ。