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知って得する 家計のQ&A
2008年2月号|2008年1月号2007年12月号

国民年金を65歳以降にもらうと、どのくらい増えますか?
もうすぐ、国民年金がもらえる年齢になりました。幸い、夫婦とも健康でまだまだ働けるので、年金をもらわなくても何とか生活ができそうです。年金を据え置くこともできるようですが、どのくらい増えるのですか。
(64歳男性)
70歳で受給すると、42%増しになります。

どんどん寿命が延びている事実からいくと、老後資金を増やす意味で繰下げ支給も選択肢の1つです。繰下げ支給というのは、65歳支給の年金を“66歳から最大70歳まで”繰下げて受給するというものです。
では、国民年金について具体的数字で実感してみましょう。
平成19年度の国民年金の満額支給額は792,100円、月額に直すと約6.6万円になります。夫婦で約13.2万円です。もし、70歳まで繰下げしたらどうなるか。
年金は42%増しになりますから、国民年金満額の人は約112万円(月額9.3万円)。夫婦になると224万円(月額18.6万円)ということになります。
13.2万円と18.6万円。その差は5.4万円にもなります。5年据え置いただけで、42%増しになる金融商品はなかなかみつからないご時勢です。70歳まで働いて何とか生活ができるなら、年金をもらわずに年金支給額を増やす選択をしてもよいと思います。ちなみに、42%増しの年金は生涯支給されます。



65歳を過ぎ70歳まで繰下げの増額率は、実際には月単位で計算されますが(1ヶ月遅く申請するごとに0.7%の増)、ここでは年単位の表にしてみました。

繰下げ年齢
繰下げ支給の増額率
65歳支給より何歳まで生きたら得?
65歳
100%としたとき
 
66歳
108.4%
77歳
67歳
116.8%
78歳
68歳
125.2%
79歳
69歳
133.6%
80歳
70歳
142%
81歳

確かに、70歳まで繰下げてしまって60歳代で亡くなったら、一度も年金をもらうことがないリスクもあります。でも逆に、年金額が少ないのに、長生きしてしまう心配もあるのではないでしょうか。もし、70歳まで待てないというなら、68歳くらいくらいから年金をもらうという将来設計も考えてみましょう。

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