| 里山や田園の風景、四季折々の祭りや伝統文化など、視覚的にこれぞ日本といえるものはたくさんあります。その一方で、目にこそ見えませんが、日本人ならではの美徳やものの考え方なども、次の世代に残さなければならない、たいせつな日本らしさではないでしょうか。
そこで、そうした日本らしさを守り育て、次世代へと受け継ぐ活動を行っている事例を紹介しながら、あらためて日本らしさについて考えてみました。
特集のトップは、藤ジニーさんへのインタビューです。ジニーさんは、日本の風物や着物にあこがれ、英語の派遣指導教師助手として来日。現在は山形県尾花沢市の銀山温泉の女将として奮闘中です。そんなジニーさんが危惧する日本らしさの喪失についてうかがいました。
続いて事例編では、2つの活動を紹介しています。
一つは一般の人も座禅体験ができる埼玉県飯能市の福王山正覚寺。精進料理の作法を通じて「いただきます」から始まる食習慣の心を聞きました。
もう一つ、沖縄県国頭村の福祉施設「楚洲あさひの丘」では、独り暮らしのお年寄り向けの生活支援施設と保育所を複合させ、子どもと同居させました。結果、地域が一体となって地域を守る「結」の精神が育っています。こうした事例から、日本人として忘れてはいけない「心」の部分が見えてきます。
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