日本各地には古来より受け継がれてきた米料理があります。わたしたちの体や心、文化をも支えてきた米料理を見つめ直すべくいまこそ食べたい、作りたい≠モるさとの米料理を3回(9〜11月号)にわたって掲載します。初回は、個性豊かな「郷土ずし」です。
全国の郷土ずしのふるさとで、教えていただいたおふくろの味を、「押す」「握る」「包む」「散らす」といった調理法別に取り上げます。
大きな木枠などを使い、押し固める「押しずし」の代表として、山口県岩国市(JA岩国市管内)の「岩国ずし」を紹介。特産の岩国レンコンをはじめ、さまざまな具材と酢飯を、何層にも重ねたその姿は、なんとも華やかです。
「握りずし」では、高知県南国市(JA南国市管内)の「田舎ずし」を紹介します。握りずしといってもミョウガやハスイモの茎、タケノコといった山の幸を使っているのがポイント。素朴ながらも奥深い味わいが魅力です。
ほかにも、和歌山県那智勝浦町(JAみくまの管内)の「めはりずし」、千葉県君津市(JAきみつ管内)の「太巻きずし」など、作り手の温かい心がぎゅっと詰まったすしが勢ぞろい。もちろん、だれもが作れるよう、作り方をていねいに紹介します。
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