農村文化情報

分類:女性起業 都道府県:鹿児島県 団体名:なし
グループ名:(有)「八重の里」

「八重の里」へ出会いの旅
 
女性が生き生きと働く拠点に

フレッシュミズが始めたお菓子作りとそばの加工・販売。
人気メニューで評判は上々。

●事業の活動内容
  「八重の里」では、パンやお菓子などの加工販売と、飲食店経営の両方を手がけている。
 手作りパンは15種類。なかでも人気のあるのが食パン(1斤=320円、1、5斤480円)である。そのほか「ふくれ菓子」(蒸しパン風のもの。4種類430円〜)、定番のあんパン(130円)などがある。
 そば店では、1日平均8kg、約95〜100杯分のめんを打つ。ソバ粉はできるだけ地場産のものを使うようにしているが、生産量が少なく、それだけでは賄いきれないので、他の鹿児島県産のもの、九州産のものを使っている。
 メニューは季節によってさまざま。そばの人気の秘密は、サバ節を使った味に深みのあるだし汁。素朴で独特の風味がある。
 営業時間は午前10時〜午後6時。お客さんは平日で200人ほど。土曜、日曜、祝日などには数えきれないほどの人が訪れる。
 営業時間は午前10時〜午後6時。(月曜定休)
 メンバーは総勢は社員4人、パート7〜9人。

●事業の開始時期、実施の理由・目的
町内の女性起業講座に参加した6人が集まり、生活改善グループの中に「ふるさとおこしグループ」を発足させたのがきっかけ。
 平成8年(1996年)11月に、郡山町の施設である「八重の里」で開業した。10年4月に、300万円を出資して有限会社に。

●事業の特色
地元の特産物を生かした独自の商品開発が売り物。たとえばレイシ(ニガウリ)を使った「かりんとう」や「パウンドケーキ」などを製造・販売している。
 あわせて、施設を利用して常設の野菜直売所も設けている。近隣の農家15人ほどが四季折々の新鮮な野菜やキクなどの花を出荷・販売している。

●活動の成果、今後の事業展開計画
国道328号線沿いにあるという地の利もあって、開業1年めの平成9年には3600万円、翌10年には5400万円と好調なスタートを切り、その状況を維持している。
 代表の井手上さんは「収益を上げることも重要だが、ここを拠点に女性が生き生きと働ける場所を増やしていきたい」と語っている。また、特産となる商品を1年以内をめどに開発したいと意気込みをみせている。
<『家の光』2000年1月号掲載・2002年7月更新>

 
《問合せ先》
「八重の里」 (代表 井手上かよ子)
〒891−1101
鹿児島県 日置郡 郡山町 厚地松尾迫375−1
TEL & FAX 099−298−3455
営業時間:午前10時〜午後6時
定休日:月曜日
アクセス:鹿児島市の中心部から車またはバスで約30分。
鹿児島空港からは車で約45分

●地域の概況
薩摩半島のほぼ中央にあり、県都・鹿児島市の西側に隣接している。主な産業は農業で、山間地ながら鹿児島市に近いため、畑作のほか畜産(黒毛和牛・郡山牛)、果樹、野菜を主要とした近郊農業の色彩が強い。近年、レイシ(ニガウリ)の栽培も盛んになっている。また特産の早掘りタケノコも年々出荷量が伸びている。
 町内には、鹿児島湾が一望で見渡せる八重山公園、鮮やかな社殿の色使いから別名「さつま日光」と呼ばれる、島津忠久公ゆかりの花尾神社がある。また、国道から少し入ったところに、ひっそりと数多く残されている田の神様の象が見かけられる。



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