農村文化情報
| 分類:地域おこし | 都道府県:宮崎県 | 団体名:西米良村役場企画商工課 |
| グループ名:ワーキングホリデー | ||
| 若者よ、やってこい! |
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| 農業体験をしたいという都市住民の労働力を、農繁期の人手不足に頭を抱える 農家へいかに結びつけるか−。過疎と高齢化に悩む西米良村は、全国でもユニ ークなワーキングホリデーに乗り出した。 |
| ●事業の活動内容 | |
| <ワーキング> 他の地域から訪れた人たちが、地域の農家の農作業を手伝う。 @高冷地という条件を活かした花(パンジー、スイートピー、ホウズキなど)の栽培管理(土づくり、種まき、ポットへの鉢上げなど)や収穫・出荷。……受け入れ能かは戸 Aユズの園地の管理、収穫・出荷……受け入れ農家戸 Bシイタケの栽培管理(種菌の駒打ち、ほた木管理など)と収穫・出荷……受け入れ農家1戸 Cユズの加工工場での皮むき、搾汁などの作業のほか、ユズの加工食品(ユズコショウ、ユズみそ、ユズようかん、ドレッシングなど)の製造 <ホリデー> 川底まで澄みきった一ツ瀬川は、ヤマメやアユなどの宝庫。清流と緑に囲まれた双子キャンプ村での自然が満喫できる。 受け入れ期間は、休暇を含み3日から1週間くらい。賃金は受け入れ農家から1日4200円(実働7時間×時給600円)が支払われる。宿泊施設は、キャンプ条内のコテージ(ワーキングする人は3000円)に宿泊できる。 | |
| ●事業の開始時期、実施の理由・目的 | |
| 人口減少に悩む過疎の村・西米良村の村おこし(八つの米良の庄づくり)の一環として、平成10年4月からスタート。 近年、休暇を農村でのんびり過ごしたいという都市住民のニーズが高まっている。大枚をはたいてゴージャスな旅行をするよりも、 費用をあまりかけず地元の人たちと交流しながら、自分の生き方を見つめる旅が見直されている。 そこで西米良村では、農作業のピーク期の人手不足の解消を図りながら、都市生活者と村民の交流を深め、村の活性化をめざそうと始めた。 | |
| ●事業の特色 | |
| @村外の人たちに農作業を手伝ってもらいながら、キャンプなどで自然を満喫しながら、村でのんびり休暇を過ごしてもらおうというのが、この制度のねらい。 A農作業に見合った賃金が支払われる。 B村営のキャンプ場内の宿泊施設を割安に利用できる。 こうした仕組みが、ふつうのボランティア活動や農家民宿とは大きく異なっている。 また、特別なイベントや交流の場を設けることはせずに、農家の負担にならない、おたがいに気がねのない関係をつくることに努めている。そして、ふだん着の、村のあるままを楽しんでもらっている。 | |
| ●活動の成果、今後の事業展開計画 | |
| ワーキングホリデーのために西米良村を訪れた人は次のとおりである。 平成10年 44人 11年 26人(天候不順のため) 12年 46人 宮崎県内 40% 九州各県 33% 関西地方 16% 関東地方 9% 西米良村では、これらの数字について、“村のよさ”“ワーキングホリデーのよさ”を積極的にピーアールし、テレビ、新聞・雑誌などにとりあげられた成果とみている。 また、受け入れ農家としてもお客さんが来ることで、居ながらにしていろいろな情報が得られるという大きなメリットがある。 このように遠く関東地方からも人が来ることで、村民の意識も大きく変わった。自分の村について誇りをもつようになった。この制度が始まる前は、毎年10〜15%の人口が流出があったが、現在では4%ほどにとどまっている。それだけでなく、昨年はUターン、Iターンの人が20人近くもあり、“村の空気が大きく変わった”ことを裏づけている。 なによりも刺激を受けているのが地元の若者たち。 <『家の光』1998年11月号掲載・2001年6月更新> | |
| 《問合せ先》 『西米良村役場 企画商工課』 TEL:0893−36−1111 〒 宮崎県児湯郡西米良村大字村所15 |
| ●地域の概況 | |||
| 県都・宮崎市内から北西に車で約2時間。人口1500人と少なく、山林面積が96%を占めている。この辺りは宮崎・熊本両県にまたがる九州中央国定公園で、ブナ・カシなどの原生林が生い茂り、その美しい深緑と静寂さをたたえた景観は山水画のような深山幽谷の趣を呈している。 山林のほとんどが民有林で、スギやヒノキなどの林業にたずさわる人が多い。農業はユズやシイタケ、花卉、茶が中心。とくに茶は米良茶(山茶)として有名。 また、焼き畑農具などを展示した西米良村歴史民族資料館がある。 |
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