農村文化情報
| 分類:果樹経営 | 都道府県:熊本県 | 団体名:JAあしきた管内 |
| グループ名:有限会社 鶴田有機農園 | ||
| ほんもののミカンを届けたい |
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| 柑橘の栽培を始めて約1世紀。現在は各品種の有機減農薬栽培に取り組む。消費者に向き合ってきた農園の経営には、さまざまな工夫もたわわに実っていた。 |
| ●事業の開始時期、実施の理由・目的 | |
鶴田有機農園の歩みは、まさにパイオニアの歴史といってもよい。平成13年に他界した義父・源志(もとし)さんは、農業に就いて間もない昭和8年に有機栽培を取り入れ、47年ごろから本格的に始めた。そのほか昭和24年に『川野夏橙』を植え付け、改良して「甘夏」と名づけて普及させた功労者だ。
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| ●事業の特色 | |
「鶴田有機農園のここに技あり!」 |
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| ●活動の成果、今後の事業展開計画 | |
| 鶴田有機農園は、ほとりさんで4代目。初代は明治33年(1900年)に、日本で始めてレモンとネーブルを導入した。現在でも全栽培面積の50%以上をレモンが占めている。
有機栽培への取り組みも早い。源志さんが農業に就いて間もないころから部分的ながら有機栽培を取り入れ始めた。その後、源志さんとほとりさんの夫・志郎さん(64)は、甘夏の味がまずくなり、畑の土が硬くなってきたことに気づき、その原因を探求した。その結果、気鋭の土壌研究者に教えを受け、鶴田さんの農園では化学肥料と除草剤の使用はいっさいやめた。 それ以来、鶴田有機農園の栽培を支えているのは、「モグラ堆肥」である。源志さんと志郎さんが立ち上げた「マルタ有機農業生産組合」で開発・製造した有機発酵肥料である。材料調達の利便さを考え、製造・販売の拠点を静岡県御前崎市浜岡町にある「東海マルタ堆肥センター」に置いている。 モグラ堆肥は、各種原料を混ぜて水分を補給しつつ、40〜60日かけて微生物の力で有機物を発酵、分解、熟成させていく。作物の根と微生物は、たがいに栄養を与え合いながら共生している。この状態を良好に保つのが有機発酵肥料の力である。 こうした経営を基盤に、社長の鶴田ほとりさんが現在考えていることは、農業に意欲のある都会の人たちの活用である。田浦地区周辺の農家でも経営主の高齢化と後継者がめだつという。その手だての一環として研修生の受け入れを始めており、すでに3名ほどが農園でミカン作りの研修をしている。 |
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| 《問合せ先》 鶴田有機農園 〒869−5302 熊本県葦北郡田浦町田浦 TEL 0966-87-0061 |
| ●地域の概況 | |||
芦北町田浦地区は、熊本県の南西部に位置し、町域内には九州山地の南西端にあたる山々が連なり、山腹の斜面が直接海に迫っている。全町面積の64%余りが林野によって占められている。基幹産業は農業で、甘夏、デコポンなどの柑橘類の栽培が盛んである。 |
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