農村文化情報
| 分類:地域おこし | 都道府県:石川県 | 団体名:JAおおぞら管内 |
| グループ名:夢一輪館 | ||
| くんせいとうふ「畑のチーズ」 |
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| 白山連峰のふもとの名物「堅豆腐」、揚浜塩田からとれる塩、日本三大魚醤(ぎょしょう)のひとつ「いしり」。能登ならではの食材のコンビネーションが絶妙な高級珍味を誕生させた。 |
| ●事業の活動内容 | |||||||||||||||
■前日に豆腐を仕込む
■豆腐を乾燥させる。
■いぶす
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| ●事業の開始時期、実施の理由・目的 | |||
くんせいとうふ「畑のチーズ」は、“地元産のブルーベリーを材料にしたワイン『猿鬼(さるおに)伝説』に合うつまみを”ということから、平成7年に開発された。ワインのつまみを作ろうと思い立ったとき、真っ先に頭に浮かんだのが豆腐というのは、「畑のチーズ」の生みの親である高市範幸さん(55)の実家が豆腐店を営んでおり、「豆腐のにおいをかいで育った」というほど身近な食材だったからである。「畑のチーズ」という商品名も、父親が昔「豆腐は農村の牛肉だ」と言ったことを覚えていたことに加え、食べた人が「チーズのような味だ」と話していたことにヒントを得てつけたという。 |
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| 薄く切ってビールやワイン、酒のつまみにどうぞ | |||
| ●事業の特色 | |
日本古来の食材である豆腐を、どのようにワインにマッチするように変身させるか研究を重ねた結果、「薫製」という加工法にたどり着いた。さらに高市さんの独創性は、「いしり」(イカの魚醤)、「塩」の味に表れている。「畑のチーズ」の製法は、みそ漬けの加工法に似ているが、高市さんは、そこで満足せず、豆腐にいちばん合っている「いしり味」と「塩味」の加工法を編み出した。「いしり」は、秋田県のしょっつる、香川県のイカナゴしょうゆと並んで日本三大魚醤といわれている。いしり、塩とも地元・能登の味にこだわったもので、イカは能登半島近海でとれたもの、塩は同じ海域の深さ320mのところでとった海流深層水から作ったものを使っている。こうした独特の製法には「ほかではできない一級品を作る」という高市さんの信念が貫かれている。 |
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| ●活動の成果、今後の事業展開計画 | ||
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「夢一輪館」は、平成6年に珠州市内にあった廃屋を譲り受け、移築して開業した。「ブルーベリーワイン」「くんせいとうふ」「手打ちそば」を3つの柱に捉え、徹底して“能登の味”にこだわった料理、商品づくりをしている。その後、平成15年に近くに能登空港が開設され、車で7分ほどの利便さもあって、訪れる観光客も増え、それにともなって営業成績も順調に伸びている。 |
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こうした、各種の新しい商品の開発、イベントの企画とともに、新しい試みにチャレンジしている。そのひとつで、平成18年暮れの販売をめざしているのが「ほお葉塩」(ハーブソルト)である。ほお葉塩は、能登町柳田地区の山林で6月に収穫したホオバ(朴葉)の若葉を天日干しして乾燥したものを粉末(パウダー)にした後、能登半島近海の海洋深層水でつくった塩と混ぜ合わせたものである。ホオバの香りが食欲をそそり、焼き魚にかけたり、おにぎりに振り掛けるなどして楽しめる。「ほお葉塩」は100g入り800円(税込み)である。 「ほお葉塩」は、高市さんたちがこれから開発を考えている「能登の香り塩」の第一弾である。続いてシソなどを使った新商品の開発も検討している。 このように高市さんは、たえず地元・能登で作ったもの、獲れたものを材料にしたもので商品の開発をし、それを観光客をはじめ、インターネットの販売などの手段を駆使して全国に広めようと努力している。ややもすれば手っ取り早く作れ、売れるものをという方向に走りがちな傾向に歯止めをかけようと「自ら汗を流し、知恵を出し、土に触れて生きること」をモットーに、地道な地域興しに取り組んでいる。 |
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| 能登の山野に自生するホオバの粉末と海洋深層水でつくった塩をブレンドした新商品「ほお葉塩」(北陸中日新聞) | ||
| ●地域の概況 | |||
能登町は平成17年3月に旧能登町と旧内浦町に旧柳田村が合併して誕生した。柳田地区は能登半島の奥能登地方の中央部に位置し、周囲は海に面してない純山村である。 |
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| 珠州市内にあった廃屋を譲り受け、移築した「夢一輪館」。築後100年以上たっているが、雪にも風にもびくともしない。 | |||