農村文化情報
| 分類:農業生産 | 都道府県:山口県 | 団体名:JA山口宇部 |
| グループ名:厚東小ねぎ生産組合 | ||
| 女性たちの「宇部こねぎ |
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| 「小ネギの気持ちがわかります」と言えるほど自信をもつ女性だけでつくりあ げた生産組合です。 |
| ●事業の活動内容 | |
| 小ねぎ栽培の特徴 @周年栽培が可能 Aハウスでの栽培のため管理ができる B出荷のための調整が、それぞれの生産者の家でもできる この組合が、生産物を高く売るための販売対策として取り組んだのが、徹底した品質管理だった。「太さ」(1.5〜3ミリ)「長さ」(葉が2枚残る程度)「色」など、小ネギの均質化のためのチェックを組合員全員で受け持っている。3つの班に分かれて、“違う人の目”で商品(小ネギ)の再チェックを厳しく行っている。 栽培管理については、毎月定例会を開いて問題があればその解決策について話し合っている。 現在、組合員は19名。品種は「博多小ねぎ」で1日平均20〜30ケース(1ケース50g×20束)で出荷している。 | |
| ●事業の開始時期、実施の理由・目的 | |
| 農業改良普及員から「ハウスで小ネギを作ってみないか」と言葉をかけられたのがきっかけで、昭和50(1975)年に6人のメンバーで挑戦することにした。そしてまず先進地の視察研修に行き、次いでおたがいに協力し合ってハウスをつくった。資金は県と市の補助を受けた。その後、栽培希望者がしだいに増えてきた。 水田にハウスを建てたため、初めのうちは土壌が小ネギの栽培に摘さなかった。そこで、堆肥などを入れ、10年がかりで土づくりをした。 | |
| ●事業の特色 | |
| 小ぶりのネギのため、「料理のさい使い勝手がよい」「おかずの彩りとして好適である」「刻んでしょうゆをかけてもよい」など、消費者の評判もよい。 従来は高級品のイメージがあったが、近ごろではスーパーの店頭にも並ぶようになった。 ネギの作り方は、土壌の条件、日当たり、水やりなどによって、それぞれの農家によって微妙に異なる。したがって各自が試行錯誤しながら、栽培技術を習得していく。そこから組合員同士が切磋琢磨し、良質の「小ネギ」が生産できる気風ができあががった。 小ネギ一色の毎日から感じたことをつづった「小葱の花たち」という文集も、毎年、組合の総会に合わせ発行している。それが組合員のきずなを強めるにに役だっている。 | |
| ●活動の成果、今後の事業展開計画 | |
| 徹底した品質の統一、管理をしたおかげで、市場から「ここまで厳しくやっているのか」と評価されるほど信頼度が高まった。それとともに消費者にも評判がよくなり、料理店などでも使われるようになった。 平成12年度の販売実績は、出荷量7,843kg、販売高1480万円で、JA山口宇部厚東支所で扱っている農産物のなかで、米、シイタケに次ぐ取扱量(高)である 生産面での成果があがるにつれて組合員の結束も強まってきた。そして、いろいろなイベントにも」積極的に参加するようになった。 また、年1回、組合の活動を振り返るとともに、組合員それぞれの思いをつづった文集「小葱の花たち」を発行している。 JA山口宇部では管内に、厚東小ネギ生産組合のような生産組織を一つでも多く立ち上げ、“元気の出る農業”の確立をめざしている。 <『家の光』1998年2月号掲載・2001年6月更新> | |
| 《問合せ先》 JA山口宇部西部営農センター TEL:0836−45−3666 〒 山口県宇部市大字末信一番地古川15−1 |
| ●地域の概況 | |||
| 県の南西部に位置し、周防灘に臨む工業都市。市はかって石炭産業が発展の原動力になっていたが、エネルギー革命の進展につれ石油を中心とした化学工業に変わりつつある。 工業都市ではあるが、都市計画が徹底して行われたことにより、市内には大小36の公園、13の緑地、7つの風致地区がある。市民一人当たりの街路樹の数は日本一で、有数の「公園都市」となっている。 |
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