農村文化情報
| 分類:地域おこし | 都道府県:長野県 | 団体名:JAみなみ信州 |
| グループ名:生田押し花の会 | ||
| ** 押し花を材料にさまざまな作品を製作 ** |
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| アジサイ、ユキヤナギ、赤ソバ、リンゴの花などの色とりどりの花を押し花にして、名刺や額縁、しおり、キーホルダーなどの作品を製作しては販売。 押し花教室なども主催したり人との交流を大切にする元気なグループ。 |
| ●事業の活動内容 | |
| 「押し花を通して松川町の自然のすばらしさを伝えたい」と、「生田押し花の会」のメンバー26名が、毎月1〜2回、JA生田支所に集まり、キーホルダー、しおり、マグネット、ミニ額などの製作にはげんでいる。メンバーの活動範囲は広範囲にわたり、受注もすれば、地域住民や都市の住民との交流も盛んに行っている。 受注による製品は「押し花」や「名刺」「押し花額」などがあるが、1枚50円の「名刺」はとくに好評で、1年目の事業収入が「押し花の本」1人1冊程度だったが、翌年には泊まりがけで視察旅行に行けるほどの収入をもたらした。 ほかにJA主催、行政主催のイベントに参加し、展示や即売、体験会を実施したり、地元・生田にある活性化交流施設「梅松苑」での押し花体験教室を実施したりしている。メンバーの皆さんが製作した作品は、JAりんごの里、松川町清流苑、アルプスの郷「梅松苑」などで販売されている。また、押し花の普及活動として「押し花教室」を行ったり平成12年度、13年度のJA広報紙の表紙も作成している。 | |
| ●事業の開始時期、実施の理由・目的 | |
| 「生田押し花の会」は、平成7年、松川町における中山間地域活性化対策事業のひとつとしてスタートした。JAの女性組織が中心となり、身近にある自然を活かした事業として取り組みはじめたが、スタート時は押し花に興味はあったものの、「事業」として取り組むことへの不安があった。そんなおりに『家の光』の情報により、実際に押し花を事業として成立させている地域があることを知り、そこを目標として活動を開始。 | |
| ●事業の特色 | |
| メンバーのほとんどが兼業農家のために、作業は土・日の晴れた日が中心になる。庭や野にある花を摘んできては、乾燥剤入りの紙の間に花を挟み、重石をのせておくと薄い花なら3日程で乾燥する。簡単そうに見えるが仕事の合間の時間を見つけるのだ大変だと言う。「それでも押し花がきれいにできると、すごくうれしい。作品作りも最初は花を並べただけだったのが、最近では野の風景などを押し花で作ることができるようになりました」と、代表の橋場さんは言う。 メンバーのなかにはインストラクターの資格を取得した人もいて、長野市で開催された信州の自然・押花芸術展などにインストラクターの資格を持つ4名のメンバーが出品、和歌山県の世界花芸術祭には、12名の会員が出品した。 | |
| ●活動の成果、今後の事業展開計画 | |
| 最初は「こんなもの売れないよ」と断られた作品も、研鑽をさかねた結果、町内外の施設やワイナリーなどでも販売できるようになった。現在、メンバーの皆さんは農作業や勤務の合間をみての共同作業やイベントでの対応に追われる毎日だが、今後ますます押し花事業の拡大を目指したり、押し花の会主催のイベント交流会などの活動に取り組んでいきたいと計画している。 <『家の光』1999年7月号掲載・2000年9月更新> | |
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《問合せ先》 『生田押し花の会』 (代表)橋場 富子 TEL:0265−36−2906 FAX:0265−34−1072 〒399−3303 長野県下伊那郡松川町元大島3826 (JAみなみ信州松川支所) | |
| ●地域の概況 | |||
| 伊那谷は西に中央アルプス、東に南アルプスを望み、二つの山脈の隆起と天竜川の侵食によって形成された段丘と扇状地の里。松川町は地形的に果物栽培に適した日当たりと、水はけのよい扇状地であるために、ナシ、リンゴ、モモなどの大玉で糖度の高い果物が栽培され、町の農業粗生産の7割り近くを占めている。中でも「二十世紀ナシ」は全国にも知られた有数の生産地となっている。 松川町の果樹業は昭和23年に「大島果樹農業組合」が設立されるとともに再興され、昭和45年からの好景気、昭和50年の中央道の開通にともない松川インターチェンジの開設でますます拍車がかかった。現在、ナシの単一栽培からモモ、リンゴなどを加えた多角的経営も広まり、最近ではサクランボの栽培が注目されつつある。また果樹以外にも水稲、畜産、野菜、花を中心とした産地形成がすすめられている。 |
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