農村文化情報
| 分類:直売所 | 都道府県:高知県 | 団体名:JA土佐くろしお |
| グループ名:苺倶楽部 | ||
| イチゴは春風に乗ってケーキになった |
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| イチゴ生産者の女性たちが開くケーキ店が大繁盛。「忙しく深夜ま で働いて、まるで夜ごとのシンデレラよ!」と、彼女たちのうれしい 悲鳴も。厨房に響く声は、歌うように軽やかに弾む。 |
| ●事業の活動内容 | |
| イチゴ生産農家の主婦8人がつくる「苺倶楽部」。自分たちが生産するイチゴを使ったケーキを二十数種ほど作っている。「イチゴシフォンケーキ」「イチゴショートケーキ」をメインに、チョコ、抹茶、コナツ(ミカン)などのシフォンケーキを作って『風工房』で販売している。 材料に生イチゴを使ったものは、12月初旬から翌年の5月末までで、それ以外の季節は、冷蔵しておいたものを利用している。平成13年から新たに「棚作り栽培(土耕栽培)」を導入し、収穫期の終わりを6月末から7月初旬まで1か月ほど延ばすことができた。 これらのほか、年間通してソフトクリーム、5月から9月までのシャーベット、夏場のゼリー、ババロア(ムース系)などを製造販売している。 おもな商品の価格は次のとおり。 ケーキ類 250円〜300円(税別) シュークリーム 180円(税別) ゼリー 80円(税別) ババロア 280円〜300円(税別) ソフトクリーム 300円(税別) シャーベット 300円(税別) なお、営業時間は午前10時から午後6時まで。定休日は木曜。 | |
| ●事業の開始時期、実施の理由・目的 | |
| 平成9年12月に中土佐町の久礼湾を望む見晴らしのよい海沿いにティールームのある「風工房」という、こじんまりとしたケーキ店を開店。 苺倶楽部では、それ以前からイチゴの手づくりジャムとゼリーを商品化していたが、売上が伸びなかった。そのころ、グループの活動に注目した町が、イチゴの消費拡大と町おこしをドッキングさせたいと商品を増やすように依頼した。そこで、グループからケーキ作りを提案し、国と県の補助金で建物と設備を造って貸与し、ケーキ店を開くことになった。 | |
| ●事業の特色 | |
| ケーキを焼きながら店を経営しているのは、地元のイチゴ生産農家の主婦のグループ「苺倶楽部」 生産したイチゴを生地に入れたシフォンケーキ台を使っている。各種ケーキを含めて毎日15kgのイチゴを消費している。ケーキに使用するイチゴは、メンバーの人たちがその日の朝摘んだとりたてのものである。 ちなみに、作っている品種は、これまでのハウウものは『あすかルビー』、今年から導入した棚作り栽培では『とよのか』である。栽培面積は1戸平均16〜18アールで、多い人は35アールも作っている人もいる。農作業は朝6時ごろから夜遅くまでかかることも多く、摘菜や摘果作業のために常雇いの人を2〜3人いれるほどの忙しさである。 | |
| ●活動の成果、今後の事業展開計画 | |
| 軽やかな味が口こみで評判になり、遠方から訪れるお客さんも多い.お客さんは、ケーキ店には珍しく、年配者や男性も多いという。 メンバーの人たちも「こんなに流行るとは思わなかった」というほどの盛況ぶり。百姓(農家)の人(女性)がやっていることで関心も高く、視察に訪れる人も多い。 来客数は、平日で50〜100人。日曜日には250人にのぼることも。近くに温泉施設「黒潮本陣」があり、そこを訪れた人たちが観光バスで訪れることもある。 イチゴ生産のほうも忙しいので、当初たてていた店を増やす計画は見直している。むしろ店の中身(内容)を充実させる方向で。ケーキはぜいたく品なので、“たえず目先の変わったもの”をという精神で、新しい商品の開発研究に取り組んでいる。 | |
| 《問合せ先》 『風工房』 代表 中野 ひとみ TEL:0889−52−3395 〒 高知県高岡郡中土佐町久礼6782−1 |
| ●地域の概況 | |||
| 県の中西部に位置し、北は須崎市、西は大野村、南西から南にかけては窪川町とそれぞれ接し、東はリアス式海岸で土佐湾に面している。 産業は水産業が中心で久礼漁港を中心として近海のカツオ・マグロ漁港が盛んである。南部の上ノ加江漁港は、以前はブリの定着網漁業で知られていたが、現在ははえなわ漁業へと転換している。 農業ではイチゴを中心として、ミョウガや小ナスのほか花卉栽培が行われている。 |
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