農村文化情報

分類:農産加工 都道府県:栃木県 団体名:高根沢町生活改善クラブ協議会
グループ名:元気・あっぷ豆2(まめまめ)クラブ

** 転作ダイズを材料に豆腐作りに奮闘 **
 
豆腐の味が評判となり1か月に1800丁を製造

 健康食品の代表選手でもある豆腐づくりに情熱を燃やし、失敗にもめげず「美味しい」と評判になるほどの豆腐の製造に成功。現在では豆腐ばかりではなく、がんもどき、厚揚げなども販売し好評を博している。

●事業の活動内容
   健康食品の代表選手でもある豆腐をづくりに情熱を燃やし、失敗にもめげず「美味しい」と評判になるほどの豆腐の製造に成功。現在では豆腐ばからりではなく、がんもどき、厚揚げなども販売し好評を博している。「元気・あっぷ豆2(まめまめ)クラブ」のメンバー14名が、高根沢町内で生産量のもっとも多い転作ダイズ(栃木県の推奨品種であるタチナガハ)を材料に豆腐作りに励んでいる。当初、業務用の機械で作ったところ、ニガリの量、呉汁(ごじる)の仕上がり方、豆乳の温度管理などがうまくいかず、まったく売り物の豆腐にならなかった。その後、苦労を重ねてきたが、現在では高根沢町やJAしおのや、商工会が第三セクターを設立して運営している「元気あっぷむら」の食堂、レストラン、売店などに卸すまでになった。その量は「元気あっぷむら」へは豆腐を1か月に1800丁(年間2万1600丁)、売店には2200丁(同2万6400丁)になる。さらに「がんもどき」を年間6000枚、「厚揚げ」を1万4400枚ほど卸している。
 ほかに菓子部門ではババロアやゼリーなどの冷菓子、クッキーやケーキ類などの焼き菓子なども生産販売している。

●事業の開始時期、実施の理由・目的
 平成9年5月、食と健康の拠点施設として「高根沢町元気あっぷむら」がオープンした。これにあわせて町の主要産物であるダイズを使用した「手作り豆腐」を中心に、地場産のものを利用した特産品の開発、生産を目的にグループが結成された。

●事業の特色
 グループは農家の主婦14名で運営。仕入れから生産、経理までを販売までメンバーが独立採算で取り組んでいる。毎日3名ずつでローテーションを組み、平成9年5月から平成11年5月までの2年間は「元気あっぷむら」のパート職員として施設内のレストラン用の豆腐を製造してきた。やがて「元気あっぷむら」内のレストランでの豆腐の評価が高まり、購入したいという要望が数多く寄せられるようになり、町に加工施設の建築の検討を要請するとともに、豆腐以外の特産品の開発研究をはじめた。
 自分たちの仕事が地域の活性化に役立ち、農村女性の働く意欲を喚起するきっかけになればと、メンバーの皆さんは語っている。 

●活動の成果、今後の事業展開計画
 平成11年6月19日にメンバーの念願がかなって起業し、豆腐の製造販売を開始し現在に至っている。毎月、豆腐3名、揚げ物2名の5名でローテーションを組んで活動している。店番として午前中はパートを雇用、午後はメンバーが後退で勤務。
 今後は消費者のニーズにあわせた、より良い製品を製造するための加工技術の向上、豆腐の加工品や“おから”を使った製品の開発・研究、さらにはほかの地元の特産品を使い新製品の開発に取り組んでいきたい、と意欲を燃やしている。

                        <『家の光』1999年5月号掲載・2000年9月更新>

 
《問合せ先》

『元気・あっぷ豆2クラブ』
(代表)直井 幸子
 
TEL:028−676−7080
FAX:028−676−7081

〒329−1207
栃木県塩谷郡高根沢町大字桑窪1320−1

●地域の概況
 高根沢町は栃木県のほぼ中央、宇都宮市に隣接し、東京から100kmに位置している。町の中央には町域の約60%を占める水田地帯が広がり、古くから関東平野を代表する米所として知られてきた。現在では宇都宮テクノポリス圏域にも指定され、西部台地では宅地化・工業化が進んでいる。
 基幹産業である農業においては、これを維持、発展させるために中核農家や生産組織の育成に努めるとともに、土づくりを基本とした栽培技術の導入により、付加価値の高い農畜産物の生産を推進し、高生産性農業の確立を目指す方向で町づくりがすすめられている。



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