農村文化情報

分類:手芸・ドライフラワー 都道府県:北海道 団体名:JA中標津管内
グループ名:あーむ さふぉーく

☆☆ ヒツジの毛に夢を託す ☆☆
 
手づくりの羊毛を使った編み物グループ

       編み物好きの主婦が地元で飼われているヒツジの『サフォーク』種の毛
      を利用して取り組んで10年が経過した。

●事業の活動内容
   毎年2月から12月上旬までの10か月、毎週土曜になると、グループ「あーむ さふぉーく」のメンバー(9人)が、中標津(なかしべつ)町にある老人福祉センターの訓練室や公民館に集まってくる。『サフォーク』の羊毛を原料にした編み物をするためである。
 手がけているものは、フェルト(バック、小物類、帽子など)、編み物(セーター、ベスト、靴下、帽子など)、織り物(膝掛けなど)が主なもの。メンバーは集まったときそれぞれ自分で作りたいものを中心に編み物に取り組んでいる。

●事業の開始時期、実施の理由・目的
 標津町でヒツジの『サフォーク』が飼育されるようになり、その羊毛を利用する手段として、奥さんたちの編み物に白羽の矢が立った。当時のメンバーは10人でサフォークの毛を原料とした編み物をしようという目的をもったグループ「あーむ さふぉーく」が結成された。「あーむ さふぉーく]というグループ名は、(あーむ=編む。『サフォーク』の毛で編み物をする)という意味からつけられた。
 メンバーの人たちは、中標津町はもとより、近隣の別海町、弟子屈町からも足をはこぶ。ここにも、みんなの熱意のほどがうかがえる。
 使用する毛糸の原料は、地元産の『サフォーク』の毛。染めは草木染めが主体。染めはメンバー各自が自宅でやっている。
 糸を紡ぐ工程は、まずヒツジの毛を洗い、ゴミを取り除き、その後カードをかける(すく)。すくための機械は、老人福祉センターに設置されている。カードをかけた後、糸に紡いでいく。

●事業の特色
 このグループの特徴は、「こだわりがない」「謙虚さ」「研究熱心」。地元で飼育される『サフォーク』の毛を利用しての町おこしの一助になればということで地道な活動をモットーにしている。したがって、できあがった作品も積極的に販売するなどの方策はとっていない。

●活動の成果、今後の事業展開計画
 日ごろの地道な活動の数少ない発表の場としては、毎年11月に開かれる町の文化祭である。ここでのバザーで、10か月にわたって作り続けたグループメンバーの編み物の作品を展示販売する。

 
《問合せ先》

●地域の概況


戻る