協同組合人物略伝 【国外】
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| (1823〜96)『トム・ブラウンの学生時代』(Tom Brown’s Schooldays)という小説は,19世紀のイギリス文壇の古典的な作品であるが,その作者であるヒューズがニール(別項)と生涯を通じての盟友であったことは,あまり知られていない。彼はオックスフォードのオリエル・カレッジを卒業し,法曹界に入って地方裁判所の判事になっている。初期のキリスト教社会主義のグループのひとりで,この運動を通じて協同組合運動に参加するようになり,1869年以後,イギリス協同組合大会の議長を何度かつとめている。1870年代から1880年代にわたって,協同組合界で論議された生産者の組合運動対消費者の組合運動の問題について,彼は前者を代表して指導的な論陣を張った。彼の正直で直情径行型の性格は反対者からも尊敬され,政界では下院に議席をおいた。主著:A Manual for Cooperators(協同組合員必携,ニールとの共著)。(大熊良一) |