協同組合人物略伝 【国外
 
デーリDehli, Ole
(1851〜1924)ロッチデール原則に基づくノルウェーの消費組合運動の創始者である。クリスチャニア(現オスロ)大学で法律を学び,1875年に卒業して官途についた。1892年にイギリスやアメリカの労働事情研究のため派遣され,そこで協同組合運動が労働問題の解決に多大の実績をあげていることを知り,彼は熱心な協同組合の支持者になった。そして帰国するとクリスチャニアに,ロッチデール公正先駆者組合に範をとってクリスチャニア消費組合を設立し,その組合長をつとめた。これが刺激となって相次いで消費組合が設立されるようになり,1906年には彼の提唱によりノルウェー協同組合中央会(NKL)ができ,1919年までその会長をつとめた。また,中央会を代表して国際協同組合同盟(ICA)の中央委員会委員となり,国際協同組合運動,とりわけ北欧諸国の組合運動との提携に尽くした。


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