協同組合人物略伝 【国外
 
クリューガーCru¨ger, Hans
(1859〜1927)ドイツのケーニヒスブルクの商人の子として生まれ,ゲッチンゲン大学を出ると陪席判事として法曹界に入ったが,間もなく,自助の原則に基づくドイツ産業および経済協同組合総連合の顧問弁護士となり,以後ドイツ協同組合運動のために全生涯をささげた。その間,『協同組合新聞』の編集,〈ドイツ協同組合法〉の解説書や例規集の執筆,協同組合に関する時事問題や海外事情の紹介など,実践と理論を通じて協同組合運動に貢献するところ大であった。彼は政界においても地方議会やドイツ国会に議席をもち,学界ではベルリン商科大学,ハレ大学,レオポルド侯大学などで講師や校長をつとめ,協同組合関係では,ドイツ協同組合銀行やドレスデン銀行の取締役も兼ねた。また,シュルツェ系の消費組合が分離して,独自のドイツ消費組合中央会がドレスデンに設立されたのは,彼の指導によるものであった。主著:Genossenschaftliche Zeit und Streit Fragen(協同組合の時事および論争問題),Handbibliothek des deutschen Genossenschaftswesen(ドイツ協同組合事業参考叢書)。


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