協同組合人物略伝 【国外】
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| (1856〜1938) ベルギーに生まれ,消費組合運動の精神的な指導者,実践的な担い手として活躍した。時あたかもイギリスに始まった産業革命の波がこの国を襲い,労働者たちは当然,労働組合運動によって政治的な活動を開始することとなる。アンゼーレの父はすでにこの労働組合運動にも参加していたので,彼は少年時代からあらゆるかたちで行われるその運動に参加した。彼は消費組合,とくに労働者消費組合運動の推進のため,この国の先駆的な大消費組合であるゲント市のブールイ組合を指導したり,労働銀行の設立や,紡織工の労働者生産組合の発展に努力したが,それはこのような環境にあったからである。彼はゲント市の市会議員から国会議員となり,社会主義政党の代表者として,政治活動を通じて労働者の地位の向上と,その経済生活の改善にたゆみない努力を注いだ。第1次世界大戦後は労働大臣になったが,彼の名はその政治的な活動においてのみでなく,この国の労働者協同組合運動史のうえに不滅の跡を残している。 |