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第21回

ブレで動きを表現するのだ

 
ブレがあるときとないときの差



 

ブレがあるのとないのとではどのように違って見えるのかという例をお見せする。
左の写真はどちらも同じ位置から同じ条件で撮影したものだ。
違うのは作業者のポーズだけ。
これは、和歌山県上富田町のウメ農家山口氏のウメの選別作業の写真である。

どちらの写真が正解ということではなく、どちらを使ってもいいのだ。好みの問題である。
ただし、下の写真のように手を大きく広げた瞬間は動きが止まっているほうが自然に見えるはず。
反対に、広げた腕を手前に引き寄せたときには腕がブレて写っているほうがより自然な動きに見えると思う。

まあ、好みの問題といえばそれまでのことだけれども、カメラマンというのは、このようにいろいろと考えながら仕事をしていることもあるのだ。

動きがあるからといってすべてブレていればいいのかというとそんなことは断じてないのだ。止まっているほうが動きがより強調されることもある。

 
     

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