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農業ウェブ講座
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第21回

ブレで動きを表現するのだ

 
アングルでブレの量は変化させるのだ
 

作業の写真を撮るときの基本は、作業者の表情を可能なかぎりしっかりと写すことだ。
どんな人がどんな顔で作ってるのだろうということは消費者のいちばんの関心事だからだ。

左上の写真はまさにその典型といえる。
低いアングルなのは、下を向いて真剣にそばをこねる職人の顔が見たいからである。ローアングルにしたのはほかに理由はない。

このとき、あまり手が大きくブレるとせっかくの表情が死んでしまいかねない。なにより、ピントがキリキリと音がでるほど作業者の目に合っていないと意味がない写真となりかねない。

だから、1/25秒のシャッタースピードで撮影した。
ソバ粉に水を回している比較的ゆっくりとした動作を表現したいという意図もある。

下の写真をご覧いただきたい。
手元だけではなく、全身を使ってそばを打っている姿を表現したかったので、作業者の顔は見えないけれども、斜め上からのアングルとした。
顔がはっきり写らないので、つまり、目にしっかりピントが来ていなくてもいいわけだ。

であればダイナミックさをどんと出したほうが見る人により伝わるはずだということで、シャッタースピードを1/4秒にした。
注意することは、そばの鉢や窓枠がブレすぎちゃいけないということ。それが大きくブレていると、手ブレと同じことになって見苦しい写真となる。

 
     

取材協力:
北海道洞爺湖町 蕎麦蔵
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