ふつうのコンパクトデジカメ、いや、デジタル一眼レフだって、買ったままの状態でパカッと写すと左下のように写る。
おそらくはもっとひどいことになる。
稲刈りというのは、これは秋晴れの下で行われるべきである。抜けるような秋空。稲作農家にとっては生命線の作業である。
うれしくもあり、また不安でもあるこの作業をきっちりと伝えようではないかというのが、この連載の大きな目標の一つでもあったわけだ。
だとするならば、稲刈りのシーンも明るく爽やかに表現しなくてはいけない。たとえ、米のいがいがが体じゅうにへばりつき、痛かゆくてしかたがない作業だとしても、そんなことはおくびにも出さず明るく笑っているのが正しい姿であろう。
コツは簡単である。
デジカメの露出補正ボタンを+0.5にすればよろしい。それだけのことで左のような写真がみごとに写るわけだ。詳しくは、この連載のWeb版第11回(窓際スタジオ徹底使い倒し術 番外編 光について - きちんと写す - )を参照されたい。
|