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農業ウェブ講座
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第15回

ストロボは天井を向けるのだ

 
何度でも繰り返すが、天井を向けるのだ。
  この連載を読んでいる人であれば、左上の写真のようにセットすることはないと思うのだ。
このようにセットすると確実に、小汚い写真になることを保証する。
このようにストロボの発光部分を被写体に直接向けるのは、野外とか体育館とかのように天井がない、あるいはあっても5mも6mも上空という場合に限るのだ。
  見た目は悪いしちょっと違和感があるけれど、左まん中のようにストロボの発光部分は天井を向いているのが正解。
諸君のところに新聞でも雑誌でも取材に来ることがあると思う。そのときの記者が、こうやって撮影していれば、最低限のしつけができていると判断してもよい。
左上の写真のように撮影している場合、そいつはど素人であり、ろくな写真になっていないと思ってかまわない。
  カメラを縦に構えたときも、やっぱりストロボは天井を向かなくてはいけない。
そのために、まともなストロボはくるくる自由に発光部分が回るようになっているのだ。
     


ちょっとひとこと
カメラ屋さんに行くと、1000円くらいで買えるアクセサリーがたくさんある。非常に便利そうにみえて、魅力的なコピーが書かれていてる。
ストロボに関するアクセサリーもたくさんあり、発光部分にくっつけてストロボ光線を和らげる器具というのも売っている。
はっきりいってこのアクセサリーは、「ないよりはいくらかまし」という程度である。
「買うな」と書くと、メーカーから商売のじゃまする気かとお叱りを受けるので「買うな」とは書かないけれど、買うほどの意味はない。
この間取材で九州に行ったときのこと。
空港に修学旅行の高校生軍団がどっさりいて、ああうるさいなあこいつら、と嫌な気持ちになったという話ではなくて、高校生にくっついている写真屋さんのお姉さんカメラマンがきれいな人であった。
いい風景だなあと思ってそのお姉さんカメラマンを眺めていたら、ストロボに例のアクセサリーをくっつけているではないか。
お姉さんが近くに来たので、
「あのさ。そのストロボにくっつけてるヤツ、効く?」
ときいたですよ。お答えは、にっこり笑って、
「気分の問題ですね。ほとんど効きません」
とのこと。実に感じのいい利発なお姉さんカメラマンであった。
わたしは小物が大好きでこれまでたくさん買ったけれど、そのほとんどが使い物になんなかったという苦い経験をもっている。
今回はきれいなお姉さんカメラマンのおかげでむだ遣いが回避できたのであった。
 
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