本誌にも書いたけれど、まっとうな農家というのは、いい天気の日中は忙しいのだ。いい天気のときには野良仕事に精を出すのだ。
日本各地で、「これからの農家は写真である」と講演したり講習会をやったりしてるのだけれど、
「そんなことはわかってるけれど、天気のいい昼間なんか忙しくて写真どころではない」
と、きわめて当然の質問というかクレームがついたのである。もっともだ。
しかしだ。夜を昼に変えるにはストロボを使わねばならない。ところがストロボは上手に使わないと、左上のようにぶざまでこ汚い写真になる。この写真はデジカメに内蔵されているストロボで撮影した。
内蔵ストロボだからこ汚く写ったのだろうとお疑いの向きもあるだろうが、違うのだ。左下の写真のようにちゃんとしたストロボを使ったとしても、ちゃんと使わないとこ汚く写るのである。
ぶざまではあるがほとんど全部といっていいほど、農家のHPいや、素人が作るHPに載ってる写真はこんなもんだ。これで物が売れるなどと考えていると、それはとんでもない間違いである。
いまどきのあたりまえの消費者の目は肥えている。テレビも新聞のチラシも雑誌も、とにかくカッコイイ写真とか映像とかで構成されている。
今回から数回にわたってストロボを簡単に効果的に使う方法を解説する。 |