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農業ウェブ講座
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第13回 いかなることがあろうとも被写体の正面に回るのだ
 
恥ずかしいと言う気持ちを持ってはいかんのだ
 

作業中の写真というのは、写すほうも写されるほうも照れくさいものなのだ。とくに家族が撮影するとなるとことさら照れくさくて、で、当然かなりうっとうしい。だから腹もたってくる。
作業中の写真を写すコツは、とにかく相手の真正面に行くこと。
で、低い位置から遠慮なくズバッと撮影すること。
で、可能なかぎりさっさと撮影することに尽きる。

   
人物撮影に時間をかけてはいけない。
写真に撮られるというのは人生のなかでは極端に緊張を強いられる行為である。
自然に笑ってくれなどと言おうものならば、確実に作り笑いとなり、ともするとそれは卑屈に見えることさえあるのだ。

で、まあ、取材などで他人が撮影したほうがいい顔をするというのは撮影がうまいからだけではなくて、撮られる人が、きっとこんなふうに写したいんだろうなーと、サービスしてくれるからである。

 

とにかく真正面にでんと腰を据えること。
被写体が女房の場合、かなりこちらが怖じ気づくことになるけれども、そんな気配を察知されるとよけいにしかられることになるので、気合いを入れること。
写真はひたすら気合いであることを肝に銘じなくちゃいけないのだ。ちなみにカメラを構えているのは、北海道訓子府(くんねっぷ)町からはるばる参加した島貫さんである。

   
被写体の側、つまり写される側から見ると、やっぱりこれは異常なことなんだなあと自覚しなくちゃいけないねえ。
こんなことを10分もやられたんじゃ、腹がたってくるのはあたりまえ。
可能なかぎりさっさと撮影を終了しなくてはいけない理由がこの写真でおわかりいただけると思う。
 
     
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