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第10回 ダサいアングルはやめよう
 
トマトやリンゴや、キュウリにいいアングルだからといって瓶詰や箱詰の商品撮影にも使えるとは限らないのだ。とくにパッケージ商品の場合、その形を正確に表現しなくちゃいけない。
上から見下ろすような感じで撮影すると、どうしたって手前がでかく写ることになるので、多少の望遠ズームを使っても商品がゆがんで写る。
これを回避するには、商品とカメラを平行にすることである。

左の写真のように写していないか?
いいや、写しているはずなのだ。
こういう写真をしばしば目にする。特別ななにかがないかぎり、パッケージされた商品をこのアングルで撮影することはありえない。
しかも横位置画面。
縦に長い商品であれば当然画面は縦にするべきだ。



左上の写真はこんなふうにして撮影したのだ。
正々堂々と真っ向勝負をかけたハチミツの瓶詰。
背景からの光線でハチミツの色もよくわかるし、そもそもきれいだろ。
これは、ジュースなどについてもまったく同じことが言える。
物の色は、すかしてみるときれいに見えるのだ。難しい言葉で言うと、透過光線は美しいのだ。
ステンドグラスを思い浮かべればよい。表から見たステンドグラスはきれいでもなんでもないが、室内から見たらそれはそれは美しいのだ。あれと同じ原理である。
左の写真はハチミツの瓶と平行にセットしたデジカメである。
可能なかぎりきちんと平行になるようにセットするべきだ。なに、実際にやってみると大して難しいことではない。
難しくないけれども、これをやるのとやらないのとでは結果が大きく異なるのだ。
 
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