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第10回
商品撮影は望遠ズームを目いっぱい絞る
つい最近気がついたんだけれど、商品撮影のときにワイドズームを使う人がいたのだ。これは落とし穴であった。まさかそういう手で攻められようとは思ってもみなかったので、少々唖然とした。
つまり、どういうことかというと、ワイドズームというのは、物がゆがんで写るのだ。遠近感を強調し、広い範囲を写し込むようにワイドズームは設計されている。結果、物の形がゆがんで写るのだ。そのゆがんで写るレンズで商品を撮影したらどうなるか。いいわけないのだ。
商品撮影には望遠ズームを使う。
で、問題は近くにあるものを望遠ズームで撮影すると、被写界深度が極端に浅くなること。
つまり、目いっぱい絞って(絞りの数字を大きくして)撮影しなきゃいけないのだ。
シャッタースピードが10分の1秒とか、6分の1秒とかになるので、三脚がないとひどくぶれる。
絞り開放(F2.8)で撮影。
ピントは手前の文字の部分に合わせた。
後ろのハチミツの瓶がみごとにボケボケ。これではかっこ悪い。
目いっぱい絞ったF8。
コンパクトカメラではこれでいっぱいいっぱい。
後ろの文字の部分にはピントが合っているけれど、瓶の縁までピントは合っていない。
つまり、これがコンパクトデジカメの限界なんだ。
ただし、限界まで使っている人は100人中5人いないぜ。
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