強いぎらぎらした光を要求する洋食と異なり、和食はゆったりとした柔らかな光が似合う。ここからすでに大きく異なるのだ。
背景にしても、いわゆるパステルカラーなんぞという根性の入らない色では似合わない。
どっしりとした渋い色で攻めるべきである。
撮影方法も、堂々と正面突破である。小技に逃げることはいっさいしないのだ。
今回の背景は、黒い背景でもさわやかですがすがしい朝は表現できるのだという、勝手な思い込みから挑戦したが、みごとに成功したと、自分では固く信じて疑わない。
とはいうものの、黒い背景にするとどうしても圧倒的に光の量が不足するので、レフ板をかなり強めに当てる必要がある。
また、全体になるべくピントを合わせたいので絞りをかなり絞る必要がある。するとどうしても、シャッタースピードが遅くなる。
三脚は絶対に欠かせない道具である。
※絞りと写り方については別の機会に解説する。ここでは、デジカメの露出を「A」モードにして、いちばん数字を大きくして撮影していただきたい。それがつまり絞り込んで撮影するということだ。
撮影方法は正攻法であるが、並べ方だけはやはり工夫が必要となるのだ。
縦画面で撮影するにしても、横画面で撮影するにしても、とにかく、ふつうに並べたのでは絵にならない。
誤解を恐れず思いっきりはしょっていうと、
器と器を可能なかぎりくっつけて配置するということだ。
それと、くどいかもしれないけれども、左の写真のように全体を写すとダサい。
この写真はあくまでも並べ方を見せるために写したのだ。 |