上の写真とよく見比べていただきたい。
まあ、見比べる必要もないとは思うが、こっちのほうがうまそうに見えるはずだ。
どこが違うのか。
写っている大きさがまず違うのだ。
チューリップマークで撮影した。
漬物なら漬物の質感をしっかり伝えるためには、ある程度大きく写さないといけない。
同時に、べろっとキュウリの全身を見せなくたってふつうに包丁で切ったものを写せばいいのだ。
左の写真はなんで縦位置で、しかも漬物を下のほうに配置して、画面の上が開いているのかという疑問が出てほしいのだ。
講習会や講演のときに、司会の人が声をからして、「ご質問はありませんか」としつこく叫んでも、質問などめったに出るものではない。なにを聞いていいのかわからないという場合がほとんどのようで、そのたびに、わかりにくかったかなと、反省をすることもある。
写真というのはなにも写っていないところが、「お話」をするのだ。この場合、上の空間に白い文字を入れればポスターにもなるし、第一、画面に安定感があるはずだ。どっしりとして揺るがない、保守本流的写真だと思わない? 最近の保守本流は、なんだか頼りないけどね……。 |