薄暗い玄関の板の間にカボチャの種をばらまいた。 横からの穏やかな光線によってカボチャの種が暗い背景から浮き上がってくる。 これからガンガン芽を出してどんどん実るぞ、 という力強さを種に感じるのはわたしだけではないはず。 この写真はアグリコミュニケーションの埼玉県での講習会で撮影したのだけれど、参加者からため息がでた。
茶碗に湯飲みを添えて、ほんの少し明るく写したら、休憩の風景になった。 種まきの合間の一服。 農家は、消費者みんなの「実家」でありたい。 農業は、単純な商売だけの世界ではないのだ。 「うまいものを食わせてやりたい」 という思いをもたない農家など一人もいないだろう。その思いを写真にしようではないか。