| JA職員の「ハタケヤマ」さんのつぶやきブログです。ハタケヤマさんは、50歳代前半で、熟年の兼業農家でもあります。農協労組の役員も務め、世代が世代だけに、日ごろ思うところがかなりあるようで、ブログからはさまざまツブヤキが聞こえてきます。
変わらなくてはいけないといわれて久しいJAがこれからどのように変貌していくのかを、現場で働く人の視点からとらえるのはとても貴重なことです。
「株式会社に農地の保有を許すことは、自然環境を犠牲にするということと同義」と断言するハタケヤマさんは、ひとりの農家として農業に利益万能主義が導入されることを危ぶみます。だから環境保全の立場から言えば、大農家よりも小農家に補助金を集中させるべきではないかと問いかけます。
また、有機農産物を産出する農地は「当然、肥料、農薬は使っていない。故に、ミネラルや有益な微生物、また、有害なウイルス、病原菌も微量ながらそれぞれ存在している、といわれている。それが、微量に存在するところがいいのである」として、「農家も消費者も有機、有機で浮かれているが、その有機の『正体』を理解するものは少ない」とつぶやきます。ハタケヤマさんのツブヤキは、JAがどうあるべきか、あるいはあるべきでないかを視点にして語られます。わたしたちにとって、たいへん読む価値の高いブログです。
一方、山歩きを趣味とする「ハタケヤマ」さんのブログで光っているのは、ところどころに配置されている自然の写真です。写真はそれを写している人間の内面を写しだすといいます。ハタケヤマさんは自然を驚きの目で見ることができる心をもっています。
|