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農家の長男として生まれた29歳の小川智広さん。就農したのは2年ほど前。大学卒業後は愛知県の知的障害者施設に就職し、職業指導員として就労支援(職業リハビリテーション)を行っていましたが、意を決して帰農しました。
「将来は、“わからん事は何でも小川のジイさんに聞け!”と言われるオジイな百姓を目指し修行の日々」とホームページのプロフィールに書き記しています。
「百姓とむの気まぐれ日記」はそんな彼が就農してホームページを立ち上げた年から開設するブログです。なかでも、「農業への思い(新時代に向けて)」という文章は、彼が就農してから感じた農業感を素直に吐露しているので、一読の価値がありです。
「『消費者の顔を見る』というのを『顔色を窺うこと』と勘違いしていたり、『生産者が自信を持つ』ということを『わが道をゆく』ことと勘違いしていませんか? そうではなく、お互いに切磋琢磨・相乗効果をあげることができるように、関係を作る、また、努力するということが大切だと思います」と――自分に向かって――書いています。
文は人なりといいます。人間は自分の書いたものを裏切ることはできないから、小川さんの農業修業はこれからも続くでしょう。そしていつの日にか、彼が望むような“じいさま”になることを、そして日記がいつまでも続くことを祈ります。 |