「中越大震災の震源地・小千谷市の棚田で、とっても美味しい『魚沼産コシヒカリ』を作っています。震災で全壊の住宅と、壊滅状態の棚田復活を目指して、『魚沼産コシヒカリ』の直接販売を始めました。地震なんかに負けるもんか!!!」と、としあきさんはブログのプロフィールに書いています。北国の農業の姿が淡々とつづられていて、読む人をひきつける魅力があります。
としあきさんの日記のアーカイブを見てみると、いちばん最初の日記は新潟県中越地震の直後。その後しばらくは月に数えるほどしかなかった書き込みが一気に増え始めるのは、05年の秋の収穫期から。06年はほぼ3日に1度くらいから、夏以降はほぼ毎日というふうに、書き込みが増えています。
としあきさんととしあきさんの家族、そして彼らの日々の営みのなかで、生きるということを肯定的にとらえる力が働いているのがわかります。大都市ではなく、農村部を襲った大地震の被害は想像を超えたもので、まだまだ復興には時間がかかるでしょうが、それでも人間は強く生きていけるのだと、教えてくれます。 |