宮城県角田市で『ひとめぼれ』を生産する面川義明さんは、自分の作った米を食べてくれる人のために「宮城県角田発・田んぼ通信」を開設しています。
「米づくりを始めてもうすぐ30年。家族は、8人。米づくり専業(減反田に大麦と大豆も作っています。)の百姓です。米作りの基本は土作りです。米糠など有機質肥料を主に使用し無駄な農薬を極力控え、おいしいお米に仕上げるために田んぼに通い続けています。/米は生き物。真面目に田んぼに通った分だけお米は美味しくなるのです」
おいしい米を作るというのはどういうことか、米農家の目に見えている世界とはどのようなものなのかが、とてもビビッドに伝わってきます。「趣味は百姓、職業は農業」との書き込みには、土に触れる人間としてのプライドと決意がうかがわれます。
天気と折り合いをつけながら、日々の暮らしを書きつづる「だだわらす子のひとり言」というブログには、農業という職業がじつに鮮明に浮かびあがっています。忙しいなかで書き進める文章にはよどみもためらいもなく、すがすがしさすら感じるほど。米作りの現場の声を、これほど嫌みなく伝えるサイトは珍しいですね。 |