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「農家こうめのワイン」というブログを運営している「こうめ」(koume)さんのツイッターもなかなか楽しめます。ブログには、「最近更新がロクにないのは、ツイッターにネタを取られているからです」と書かれています。「こうめ」さんの鋭い視点から発せられ言葉は、心に響きます。農業者という立場からの忌憚のない発言は、ときとして社会全体のバランスをとるうえで貴重だと思わせてくれます。
さて、その「こうめ」さんのブログによると、彼は石川県で稲作専業農家をしているようです。そもそもは、約5年前に趣味のワインについて「プロが書いた、ワインを楽しむための紹介本などはたくさん見つかるのですが、ここではさらにもう一段レベルを落とした、完全に消費者の視点からの、砕けたワイン紹介を目標に」ブログが始まりました。
「すず」(suzu)さんという“おまけ的存在”と紹介されているパートナーとふたりでワインの楽しみ方について、一般的知識からかなり専門領域に踏みこんだ話題まで幅広く書かれてあります。そして、ときどき農業についても、農家の立場から筆法鋭く迫っています。中山間地農業について、農業人口の高齢化、農薬にたいする考え方……。農業に関するさまざまな意見や考えが増えていくにつれ、おもしろさも進化してきました。
「こうめ」さんの立場は、「教師役として一番手に来なくてはならないのは農業の場合はやはり農家のはずだと思います。が、現状として消費者からの鋭い質問(例えば農薬制度について)にちゃんと理屈で信頼度の高い回答ができる農家などほとんどいません。これは恥ずかしい事です」という一文に現れています。「こうめ」さんのように、みずから発信できる農業者がこれからもっと必要になるでしょうし、そうした人材を育てる努力もしなくてはなりません。
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