| 千葉県大多喜町にある観光農園のホームページです。4500m2を超える全天候型室内ガラスハウスが、ハーブアイランド ベジタブルガーデンの舞台。ハウスではハーブや野菜が生産されています。また、ガーデンを一望するカフェテラスやガーデンショップも併設されています。
ベジタブルガーデンの解説に「ハーブの爽やかな香りに包まれた広々とした園内は、ハーブや季節の野菜畑を眺めながらゆっくりと散歩していただけます。(中略)しばし日常生活を忘れて、ゆったりとした癒しの時間を過ごしてみるのはいかがでしょうか」と書かれています。
さあ、そこで、あることに気がつきました。都市農業の進む新しい道が、「ベジタブルガーデン」というコンセプトのなかにあるのではないかということです。それは「見せる農業」への転換です。これまでの畑の概念を壊して、多様な作物を観賞に堪える庭園のように配置して、農作業も公開するのです。野菜やハーブを美しく配置するにはセンスや知識や投資も必要になるでしょうし、ファッションにも気を配らなくてはなりません。それに、作物を販売したり、それらを使った料理も提供するのです。
これまであまりに見慣れた光景であったがために住民の目に入らなかった畑を、野菜庭園として輝かせるのです。そうすれば、都市住民が集う場所も生まれ、新しい都市農業のかたちも見えてくるかもしれません。
|