書籍

春いちばん 賀川豊彦の妻 ハルのはるかな旅路 

玉岡かおる

ジャンル:

大正から昭和にかけて、貧困や男女格差など数々の社会問題に夫の賀川豊彦とともに立ち向かった妻・ハル。神戸のスラム街に住み、弱き立場の人のために闘ったハルの波乱万丈の生涯を詩情豊かに描く歴史小説。

定価(税込)
2,090円
発行日
2022年10月20日
判型
四六判
ISBN
978-4-259-54779-0

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著者プロフィール

玉岡かおる(タマオカカオル)

1956年、兵庫県生れ。神戸女学院大学文学部卒。1987年『夢食い魚のブルー・グッドバイ』で神戸文学賞を受賞し、作家デビュー。2008年、『お家さん』で織田作之助賞受賞。2022年、『帆神 北前船を馳せた男・工楽松右衛門』で新田次郎文学賞受賞。主な著書に『天涯の船』『負けんときーヴォーリズ満喜子の種まく日々ー』『天平の女帝 孝謙称徳』『花になるらん』『姫君の賊 千姫流流』『われ去りしとも美は朽ちず』などがある。